通常では考えられないが、マハラジャ・スタイルのインド人ドアマンが館内にそのまま案内を
してくれ、ここにどうぞ。そして彼にパスポートとギャランティのためのクレジットカードを預ける。
(通常ならこれは少し怖い行為かと・・・)
館内ソファに着席しているとフロント担当がウェルカムドリンクの注文を聞きに来る。
程なくバー担当の係りが持ってきてくれて、頂く。
いわゆる、シンガポール・スリングは美味しかったがアルコールがなかなかのもので
いきなり真っ赤になってしまった。
自室の居間 |
しばらくして、またフロントの係りが部屋に案内をしてくれる。シンガリッシュではなく綺麗な英語だ。
120数年前の建物には歴史と風格があり、素晴らしいことこの上ない。
基本は木で建造された建家はなぜか落ち着く。
部屋も古くても、デザインや道具がマッチしているため大変心地良い。
見た目とは異次元の高級感と心地良さ。左にシンクとシャワーがあります。 |
新しいだけが良いわけではない事を肌身で感じる経験になる。
昨日のセント・レジスは(素晴らしいが)例えば、蛇口やスイッチが最新過ぎて、
かえって理解不能な面が多々あった。、
その逆で、要はシンプルだが品格と性能、機能性やアジリティも高い。
宿泊客オンリーの食博階の回廊 |
キーなどは敢えての金属キーに革付き。
このホテルは客室棟には宿泊者以外は入ることが出来ない。
実際にホテルに入ろうとすると、声をかけられるので、鍵を見せるあたりも厳重。
もちろんあらゆるところに人がいて、カメラが作動している。
ロビーのごく一部 |
とにかく、プールに至るまで最高なおもてなしなのは最近の旅行ではトップに間違いない。
ベッドのターンダウンサービスも部屋の変わりようが見事だ。
チェックインをしてすぐに(幸いの好天なので)プールに向かった。
係が数人いて、特大タオルをシートに二枚、ひいてくれる。
他にも二枚を身体を拭くために。最高に贅沢な気がする。
プールからは縦に伸びるビル群が臨めるが、見下ろされるのが逆に心地良いなどは
不思議な雰囲気。それだけ心地よく、物凄く綺麗なプールは水質もやさしく、明らかに
何らかの工夫がしてあるように思った。
夕食は道を隔てたラッフルズ・シティ(スイソテルやフェアモントホテルがあり)の地下にある、
台湾の名店「ティン・ダイ・フン」にて、定番の小龍包やエビと卵の炒飯である。
その後、ひと駅のブギス・アーケードに遊びに行く。
来るたびに訪れるので勝手知ったる、だが、新鮮味は少ない。
カッコ良い腕時計を購入したが、ホテルではめようとしたらバンドが外れる品質(# ゚Д゚)。
再びラッフルズ・シティに戻り、ドイツ系パブでミュンヘンのポーランナーを飲んで来た。
しかし、やはりここいらは人が多くていけない。
夕食の店も、ここも、大都会の満員の話し声でうるさいことだ。
それだけに部屋に戻った瞬間に、静けさと広大な部屋に癒されるのが嬉しい現状である。
♫