2014年2月6日木曜日

①の2 台北~シンガポール




台北からのフライトのゲートはA5。
指定された時刻少し前に搭乗ロビーに行くと全クルーがまだ待機しており、飛行機が無い。


クルーのカバンたち クルーなのに来ないとはこれいかに・・・


結局は使用機の到着遅れで20分遅れの出発になり、同じくシンガポールには20分遅延到着予定の21時だ。




現在、ベトナムの東を素晴らしい夕陽の中、南西に南下している。

高度は38966(約10キロ)フィート。速度は857㌔/時。






このフライトはシンガポール経由のスラバヤ行き。日本初の便よりは搭乗客は少ない。
到着まであと90分だが、珍しく機内のオンデマンドによる映画「キャプテン・フィリップス」を鑑賞。

シートが快適なのだが、いかんせん飛行機の多分10インチくらいの画質でソマリアの闇夜の海賊の映画はよく見えないのだから困ったものだ。

なんだかんだと恐ろしく効率の悪い時間を使い、もう少しでシンガポールに到着する。
直行便なら関空から6時間のところを2時間55分と4時間と4時間55分=10時発の日本時間23時着・・・をかけて移動。
更に明日は2時間半をかけてデンパサールに移動するのだから何をかいわんやである。

ただただ美しい南の空を眺めつつ・・・


Cクラスならではの航空旅行を楽しんでいるという事を理解出来る人は少ないだろう。
でもエセVIPも悪くない。因みに直行便のエコノミーより安く手配出来たのだから素敵なハナシだ。
しかも、実は中華航空は初めて。以前にこれも破格で台湾のセカンドキャリアのエバー(長栄航空)は利用したことがある。何より、思っていたよりもやはり数倍快適だった。

夕食がサーブされたのは5時頃。ゆっくりと時間をかけて飽きさせない工夫はどこも同じだ。
分量が適当で存外美味なのが良かった。これは欧州系よりは良いと思う。

バターライスに豚の甘く煮たのに温野菜




今日は到着後、入国し、ターミナル3のクラウンプラザに宿泊する。夕食が空港のお安いチキンライスかチキンヌードルを食べるつもりだ。もちろんタイガービールもである。(結果は、そんなに上手くは行かず、軽いフードコート的なところで済ませた・・・)



で、ターミナル1に到着。すんなりイミグレーションを通り、バゲッジもすぐに出てきたので良いハナシだった。
ここから自動運転の移動体でターミナル3に移るが、並ばない横入りの某大国の親父達に急性にストレスを感じたのだが、それでもう3回目になるクラウンプラザに行くも、チェックインで並ぶこと、10分。サービスとは何かを考えたまえよ。ひとりひとりが何だか長いし、フロントも悠長な感じ。
しかもシンガリッシュといわれる単語知識はあるが、恐ろしく発音の悪い英語との会話に脳が疲労する。いわく、予測変換をしなければならないからなのだ。

もちろん、ここの会員カード、パスポートを提出、デポジット用にクレジットカードを提出、というのはルーティンで良いが、会員であるのでこれこれをサービスでこここでウエルカムドリンクを~というくだりも聞き取れない。結果、飲む時間帯は過ぎていたのでどうでも良いのだが、前記したように疲労するのだ。

しかしながら、このホテルの客室は私の中でも上位に位置するほど快適。

広い、美品の格調が高い、タオルは三人分、窓から滑走路!


その後、ランウェイサイド(滑走路眺望)の部屋をお願いね、と言ったら、手配はしてくれたものの、地階からキーをかざして乗るエレベーターの部分にキーが認識されない。また急遽フロントに走って苦情を言う。わからんシンガリッシュで自分でやってみてくれたから良かったものの、有る瞬間から急にストレスが続くのは運命かいたずらかと思う。


さて、私のあほうな旅行に付き合わされる妻も気の毒で、疲れたようだ。
なにせ、関空を朝10時にテイクオフしてから、このホテルにチェックインするまでに13時間を要しているだけに、無理もない。日本時間に23時到着ということ。ヘルシンキなら9時間なのに。


シンガポール航空なら、たかだか6時間で、しかもターミナル3に着く。ホテルがすぐだ。
しかし、今回のチケットはCクラスで時間はかかるものの、シンガポール航空のエコノミーよりは
安価なのが特長だ。しかもワンワールドでデルタ航空のマイレージが付く。それでグアム往復か。
ついでに楽天トラベルなので、ポイントが貯まり、ANAに交換出来る。


ターミナル3のお見事な空間は現代美術館のよう



明日のバリへはエコノミー。
そもそも後からやっぱりバリに行こうか、となったので、今回のような結果になってしまった。


それでもやはりCクラスにたまには搭乗したいじゃないですか!


シートストレスは全く無し。クルーも非常に丁寧で見直した。