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世の中には二種類の人間がおり、それはすぐに眠れる人と眠れない人に別けられようかと。
私は後者の代表のようで、赤ちゃん時代に親に迷惑をかけまいと、良く寝たせいで、
慢性的な不眠症を抱えている、と、言っても種別で病気に分類されるほどではない症状なのは、
また自分らしいかもしれないですね。加齢からか尿意で朝方に必ず起きるのも辛いもの。
昔の神経症と神経性過敏性膀胱過活動症候群だそう。
ところで、結局はこんな時代を乗り切って死ぬまでには、どうしても眠って体力を維持し、
音楽家としてのフィジカル面、メンタル面の自己管理は必須。風邪などはひくことすら
許されるはずもなく、ストイックに音楽と正面から向き合う人生ということに。
さて、でもって、それなりの医院にそれなりの薬を貰いに、それなりのスパンで通わねば
ならないのです、眠るために。
忙殺の中、年末に薬が丁度無くなる計算を前もってしておくべきであったが、仕方ない。
出かけたのだが、同じような人間がいかに多いかを痛感することと。
まず、
明日の午前診に間に合うように起床しなければならないので浅い睡眠で寝不足。
着いたら駐車場は満杯。仕方なく有料のコインパーキングに。
6階にある医院に行くためにはエレベーターを使うが、医療ビルの割に一つしかない。
通常、ストレッチャー(業務)なりと二つはあろうと思うが、不幸にもそのエレベーターを
待つわ待つわ乗るわ乗り込んでくるわ降りるわ!!
着いたら満員で2時間待ち・・・看護師はぺちゃくちゃうるさく、同じCDがエンドレスにまわる。
診療は薬の問題だけなので、3分程。
その後、調剤薬局に降りるにもエレベーターが来ない・・・・
薬局で元気に走り回る子供とすごく元気な老人に囲まれ待つわ待つわ。
這う這うの体で、ビルを出たら、それなりの時間が経たため駐車場代金が600円!!
心療代金と薬代金で6千円くらいなので、もう死んだほうがよく眠れるんちゃうか、と思いました。
健康のためには死んでも良い、というセリフを聞いた事もあります。
眠りは質ですから。
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