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あすに控えるガナッシュリコーダーアンサンブルのコンサート。
全て私の直属のプロお弟子により構成し、それに友人の協力を得た比類無き形態の
組み合わせ行います。結果論なのですが、バロックの室内楽や現代吹奏楽に不可欠な
低音弦楽器がリコーダーのアンサンブルに不可欠な事が無いと言えなくはない気が
ご拝聴でおわかり頂けると思います。
様々な訓練、ハーモニーは当然、愛好家では作り得ない音程の高低差とダイナミクスは
特徴と言えましょう。特にリコーダーという一見単純に思う楽器こそが持つある種の壁を
いかに超えるか。故にある種、緊張感のある練習は必須。
若手を育てる~云々は本来当たり前の事で、逆にそれをしない程、自分の事しか考えない
単純思考という性質ではありません。
父が数名に及ぶ後継者を見事に育て上げた学者であったことも影響に無関係ではなかったと
思います。
若手が懸命に努力し切磋琢磨する姿勢、あるいは個々の能力には、
実は逆にこちらが「学ぶ」事が非常に多いのです。
存外、それを理解する人間が少ない事にも驚く事もありますが、例えば、ITの世界などに見る世界観などでは明白でしょうか。
ある脳科学者曰く、若くして地位や名声を得ると人間の脳は著しく低下し、自己中心的になるそうです。幸い私の場合は無縁だったのでそれは回避出来たとは思いますが、個々の意見交換の可能な我がアンサンブルには、各世代が存在し、既に10代の次次世代が控えています。
欧米では当然のように行われる、ある種のルーティンが大阪の一箇所で行われているだけですが。
目的は全て「音楽」という単純なテーマ。
次へ繋ぎ、次から学ぶ、ということです。
お越し頂ける方々にお楽しみ頂ける事を願います。
特に日本古謡の友人のアレンジは必聴でしょうか、手前味噌ながら。
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