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本来は今日は、明日からのセミナーに備えての休息日としていた。
しかし、台湾の方々側の諸事情で「大昼食会」となり、またまた歓迎を受けた。
国も違えばこういう事が起きるが、悪い気はしない、が、そろそろ黙って和食を食べたい・・・。
楽しい事もたくさんある。シャイな若者達が自分から私に話しかけてくれるようになったり、
思わぬ日本に対する客観論を拝聴したりと刺激的。
3時間の宴の後、明日からのレジュメの確認をし、ホテルに戻る。
毎日物凄く晴れていて、非常に疲労していたのでホテル屋上のプールに向う。
ひと泳ぎすればリフレッシュ出来るというものだ。
人疲れ、言葉疲れは正直なところで、しばらくウトウトしたのはひとときの休息となった。
少しで良いので脳を休めることが出来る。とにかく言語中枢がハンパ無く疲労するためだ。
その点、楽器同士のリハーサルなどは楽勝。かえって何でもないお話での会話が実は難しい。
言語に優秀な人があまりにも多いため、自分の不勉強さを悔やむ瞬間も多々おとずれる。
普段、アジアの経済と近代史に対しては興味を持ち、本や知識は薄弱ながら一応ではあるが
持ち合わせているので、会話中に役に立つ事もあった。
しかし、所詮は一介の笛吹きに過ぎず、演奏が全てなはず。
さて、
明日からが「仕事」なので、ホテル付近の無難なイタリアンで夕食。
素敵な店だが、この国は総じてリーズナブルで助かる。
明日からの3日間は大勝負だ。
普段の大学での授業(の大人版で英語版)をすれば良いはずだが、さすがに受講生のスキルなどは未知数、そして不確定要素が多いために、少々緊張している。
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