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ありがたいのは不詳わたくしの音楽感に価値を見出して下さる方が少なからずプロや
愛好家に存在し、お稽古を享受下さる事実であり、それはなかんずく音楽家の重要な
ファクターであり、何よりのモチベーションとなることはどのプロでも理解出来ましょう。
さて、異様に恵まれし環境に生まれし存在は別次元にせよ、才能&努力型に分類される
当方などは、今日は出向く場所たるや3箇所。未だに自転車操業の見本ですか。
いわゆる、お稽古やリハーサルです。
学校が無い時期は、そのえげつない圧力、準備でフィジカルもメンタルも相当な
フラストレーションを抱える分、この休み期間が何より生涯に亘っての重要な
「営業活動」とも言えなくもないでしょう。個人事業は大変ですから音楽なぞは
決して本業にしないようにお薦めする時代になりました。衰退産業とは言いすぎでしょうか。
しかし、先日の香港のヘンリーさんに聞いたところ、欧州の古楽専修の大学も廃止が
続出しており、例えば、オランダなどは現在4校。しかも数校は廃止の方向だそう。
さて、
お稽古はともかく、相手に関わらず私自身は演奏でのミスをする事に嫌悪がありますので、
リハなどは事前にひたすら孤独に練習に勤しむわけです。忙しくて練習していない、という
文言は相手の信頼と時間を著しく愚弄しますので。これもプロの宿命。
幸い、家族いちえんも元気で、人を大切にする家計ゆえ、伝統の盆らしき行事は
怠ったところで、それほどのお咎めもないのは幸いです。
これは都会人の楽なところです。都会がいなかなので、田舎に帰るなどは無いという。
でも、ヘトヘトですが、深夜のNHKでラモーのオペラで、これが見逃せなかったりします。
クリスティ指揮オーケストラ・オブ・ジ・エンライトメント管によりグラインドボーン音楽祭の演目。
イギリスの演奏総合スキルは非常に高いため刺激的です。ただ最近の財政からくるチープな
演出がですね~
休みって、何ですの?
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