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転職が当たり前になった今日、ある意味、頭脳流出の危機と考える事が出来るでしょう。確かに有名はアナウンサーがどんどん転職していますし、無理して働いたところで何だか達成感を得られない事項が頻発しています。
こんなことやってられるか、というこちら側と、雇ってやっている、という主体側の関係性が今は昔という感じです。定年まで働くつもりもありません、その金額でですか!?、という風潮ですね。
今年はえらく早期に来年度の「お前を雇ってやるぜ」という通告の伺いが複数校から来るのです。今までより確実に早くなりました。高圧的なスタンスは変わりませんが、青田買いなのか流出防止なのかはわかりません。
坂本隆一さん、萩原健一さん等がまだ若くして逝去した事を考えると、自分の「したい事だけ」をしたい年齢になってしまいました。上岡隆太郎さんが58歳で教養の通用しない笑いに愛想を尽かした末に引退した事が潔く憧れはあります。私は「バロック音楽」をしたいだけなのですが。
凄いと思うのは、「もう私で無くてもいいかねぇ〜」と感じている自分がいる事を見破られている変な感じです。一生懸命にやったところで人が集まらなければ、また、興味をもってもらえなければ特段意味がありませんし、加齢も加わり、やり甲斐の無い仕事は固辞しようと考察していたところでした。
我々の仕事は「余人をもって変えがたい」ものな筈です。
一方でスペイン公演が近づいて来ています。これは楽しみなのです。何せリコーダーを知っており、とても熱い聴衆なのです。
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