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沖縄に用事で行ったので、「対馬丸記念館」に行って来ました。
言葉がありません。戦争等は下らない大人の意地、権力の負。犠牲になった人々に絶句。
あんまりです。ひどい。 |
義母が氷川丸にて悲惨な帰国をした事は聞いていましたが、現在横浜に係留されているのに対し、「対馬丸」は海の底です。詳細は書きませんけど、絶句しました。愚か。
手を合わせ、近隣の波上宮と護国寺に詣で、記念碑に手を合わせました。それくらいしか出来ません。存続の寄付はしようと思います。
一方で、生きているという「実感」は、感情の起伏やアップダウンにあります。
那覇は南国で既に暑い上、関西から行くとゆったりしておられます。それが良いのですが。
院と陽、という考え方は実に良く出来ています。
滞在中に秋の「豊中芸術センター」での公演、夏の「島根」での公演が決まりました。私にとっての琉球滞在は陽です。島根、バルセロナ、豊中が三公演が決定しました。演奏を聴いて頂けます。
帰宅したら大阪の私立大学から、後期は規定人数がいないので「無しで」、なるペラペラの手紙が。私の時間は?所得は??。これは壮絶の陰です。モチベーションがダダ下がり。こんな状態では楽器紹介もする意味も無いでしょうね。知らんけど。
このように、人生は陰と陽で成り立っていますが、良くない事があれば良い事もある、いわゆる「必要悪」的な考察が出来るようになって来たのは成長でしょうか。もう大学は終わっていると実感します。その代わり、それがもうあまりピンと来ません。そうじゃない三大学もあるわけで、演奏もありますから。
キュンと曲がったウィングレット、と言います。 |
余談ですが、帰阪のJAL便では、最新のエアバス機材で広々。ほぼ満席なのに隣が来ないというラッキー。一方、私の前のおっさんだけがシートを倒してくると言う不幸。陰と陽。
A350−900のクラスJは広いですぅ=マイルで無料 |
因みに、リヒャルト・シュトラウスのアルプス交響曲を爆音で無線イヤホンで聴いていたら、クルーの方から「お客さま、繋がっていないようです」。そう、ダダ漏れ。恥ずかしいことでした。文明の力にはまだ成長し切っていません。
たまには過去の戦争に向き合うのも、自分に謙虚になれて良いのではないかと思います。
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