2022年4月27日水曜日

天国と地獄2

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父の逝去からしばらく。一切の仏事が無いのは日程や時間、精神面も非情に合理的で、生きている方は正直、束縛をされないので素晴らしいし父らしいと感じる。それ程にこの新学期はコロナ無視の対面授業が再開されたり、その父の死後の手続きに忙殺される信じられない日々が続く。彼はわかっていたのだ。仏事も良いが生きている人間の多面性を感じる嫌な機会にもなりうるし。

そもそも役所が要求する書類が多く、時代錯誤で、速度違反で三か所に行くように、わざわざ公務員の仕事場を作っている事がギリシャのようでまたよくわかる。会計係等コンビニやスーパーでは機械になっているではないか。身内が健康で暇だと思っているわけだ。

しかもマイナンバー等を作らせた割に、ここへ出向け、これはあそこに行け、土日は休む、連休も休むが期限があるぞ、など枚挙に暇が無い。愚か。

役所がこちらの仕事時間にわざと充てているので動ける身内がごく限られるのも非合理的で全くの後進国である事を痛感するし、ストレスが多い。17時から3時とかで営業してはどうか。民営化もどうだ。


対面授業もアホであり、教室の換気に躍起になるため、扉を解放して授業を、しかもマイクで行う自信のある先生がすぐ横であったりするので、非常にうるさく不快で私は扉を解放せず多くの若者と対面して授業を行わざるを得ず、命がけであるし、これも考える賢い組織と真逆が存在するから不思議。本当は文科省の指針(個々1.5m)はあるが、堂々と無視してはる。とにかくこの二年、若者への接触と声を出していないので身体がクタクタ。えぐい。そうだ加齢も進んでいるのだった。0歳なら2歳だ。

二年のブランクとマスクは人間の反応をマヒさせるように役立ったようで、学生の表情無き反応ではやりがいも無く、いよいよ反応無視で昔のお偉い先生の如く一方的に発信する始末で非常に面白みに欠ける。真面目に良い授業をしようとしても無意味な事がわかってしまった。


有馬温泉病院は自然いっぱいの素晴らしい所


まぁ、何も良い事が無く、色々やらされる割に給与は変化無しとか、百円!アップとかで生活しにくい。1月24日注文の大会社の車も相変わらずCMする割に全然届かない。あまり悪いとも思っていないようだし。


愚痴ばかりで申し分けないが、睡眠に尚、障害が出る始末。眠れるがすぐ起きる。3,4,5,6,7時。浅いため変な夢を見る。イライラするので今後の人生は仕事を絞ってゆく事にした。健康第一。


人間、人に迷惑をかけたくなければ、備えあれば憂いなし、と思い、毎日己のエンディングノートを充実させて行くようにしている。私は綺麗に去るつもり。病室から焼き場へ。これを直送という。

死ぬつもりの人が少ない事も驚く事が多い。あれだけ人に迷惑をかけるなと教育されたのに、である。残されたミドル世代は時代も変わり死にそうだ。誰かやってくれ。


それこそ交通事故、スキルスのキャンサー、心臓停止はいつでも起こりうる。超高齢化は結構な儒教精神だが、日本は儒教国では無いし、そもそもソフトが伴っていない。

て、事で、久しぶりに休日をわざわざ作って釣りに行って殺生でもしようと思ったら悪天候である。自転車にも乗れない。どうも現世は運が悪いので、お寺に行く事にします。


2022年4月21日木曜日

天国と地獄:無表情と沈黙

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父が美しく天国に旅立ったほんの数日後、私は反面、地獄の時間と空間で超現実に戻されました。その後から感情もしばらく無くなりました。無。8時半~16時半。役人は冷たい。

そうです、速度超過違反の出頭命令の29日免除のための一日講習。朝の8時半から半時間の受け付けは遅刻厳禁なため、信頼出来ぬ電車も怖く、初めて伊丹市のホテルに前入り。県民割で半額は助かりましたが、父のお別れの式からの過労でグロッキーでダウン。お陰でホテルでは久々23時には寝入り6時に起床。これはこれで一人で哀しむ良い時間にはなりましたが。

8時半には阪神免許講習センターに余裕で到着。早すぎて罪人番号003番。


超無機質な待ち合い


さて、皆さん、私は免許返納するか、車に乗るのを辞めようかと思う程の「地獄」でした。

よく、「通夜みたい」「葬式みたい」という表現がありますが、考えてみればそちらにはそれぞれに「心」があり、感情や喜怒哀楽が存在しますが、この講習に参加した18名の表情は完全に「無」。一言も発する事は無い上に椅子が「板」で机が狭くて、尻、腰が地獄的に痛い。普通の更新講習はパイプ椅子なので、こちらはやはり罰ですね。(座布団持参推奨)


おまけに、9時までに絶対受け付け。3回まで階段。窓口3つ。講習料支払いの悔し事。

2階に降りて3番部屋へ。


 9時20分から説明。おじさん登場。

10時から50分講習、10分休憩。

11時から60分講習、55分昼休み。(おにぎり持参推奨)


13時から2階へ移動し、適性検査(非常に難しい)と休憩。

14時頃からシュミレーターで検査。結構酔います。休憩。

14時20分時過ぎから3階へ移動してビデオ(内容:ひき逃げはダメ)半時間、休憩。


15時29分から20分で40問の試験。休憩。

16時から説明と警官から説明と免許のお返し。合格でした。

終わったら16時半です。長い。罪と罰。おまけに「雨」ですわ。



シュミレーターでかなり酔って安定剤、腰板と肩板でロキソニンは必携。

法に違反した事をとても深く反省させられ、名前ではなく番号で扱われ罪人気分。ずっと地獄でした。明日から1年間違反は厳禁。もう嫌になりますよね。運転しない人以上におぞましい税金を払って、人を乗せたりしているのに。趣味嗜好だけでもないのですよ車は。


よって明日から人生最後にポルシェにでもして数年で運転を辞めようと思いました。取り消されたりしますし。充分「罰」は受けましたが、こんな事していては、今後は車は売れず、税金は取れず、講習料もガソリン税も消費税も自動車税も高速道路料金も駐車場代も車産業全般も壊滅するでしょう。宅配便もタクシーも無くなりまっせ。私なんて無事故38年ですもん。しませんし、出来ない車に乗っていますし。


違和感が二つ。

私は44キロ超過で確かに危険で罰を受けるべきですが、講習内容は、酒飲むな、左折に気を付けろ、高齢者がフラフラ出て来るぞい、みたいな内容で全くしっくり来ませんでした。

係のおじさんたちのテンションが高すぎて、教室の気圧の差異が地獄度を増していました。多分天下ったこなれたおじさん達、もう少し静かにしてくれたらいいのですけど、当然わざとかと。良いですよね。大学ならそんな指導では首でっせ。


反省して、久しぶりにビールを飲んで、タクシーで帰宅してやりました。

くれぐれもお気をつけください。65歳まで位でやめとけよってな感じの説明でしたよ。


2022年4月20日水曜日

美しい星が落ちました

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4月17日の夕刻、父が逝去致しました。昭和8年生まれで享年88歳です。


昨年11月24日朝に救急搬送されてから実に5か月弱、最終的に肺と気管支が機能しなくなった事が要因で肺炎が死因です。

呼吸に苦しむように見えても、医師によればエンドルフィンという脳内快楽物質が出て存外そうでもないそうです。この情報はこちらの心が少し楽になります。


亡くなる前日に私が病院から呼びい出され、急行しました。

病院の配慮で対面させてくれた折、身体は暖かく軽い反応があったので、今から全員を呼ぶからしんどいだろうけど頑張ってね、と伝えるのがやっとでした。良い父でしたので涙が止まりませんでした。一人で対峙するには正直キツイ時間となりましたが、私にとっての哀しいながらも貴重な時間となりました。


翌日、遠方の兄妹も駆けつけ、最終日の朝には奇跡的に家族全員がまだ暖かく、息をしている父に会う事が出来ました。これは一日でも早ければ叶わぬ事だったのです。


前日に個室が空いたのようですぐに移して頂きました。病院の特別な配慮のおかげで家族全員の対面面会が許され、最後に触れつつ会話を交わせた事で、僅かでも非常に幸せな時間を過ごせたかと思います。父も家族が揃うのを待っていたのだと思います。

しかし、コロナのため付き添う事は叶わず、一旦戻りました。


父の病室から妹が撮影した窓からお風景です。小さな雲が、、



その4時間後に危篤との連絡があり急行。妹と私、妻で看取り、死亡を確認致しました。 死因は肺炎ですが、数値的には老衰と言う程に数値データは無茶苦茶になっていたようです。

健康管理を徹底していた人だけに、簡単には死なず、死ねない程にストイックだったと思いました。


その後も奇跡の連続で、式の会場は貸し切り状態、翌日夜には(父の強い希望で)家族葬の通夜、翌日朝に葬儀(お別れ会)を遂行しました。

実に無駄のない綺麗な時間がスムーズに流れて今に至ります。しかもその日は適温で快晴でした。


父は「死んだ人より生きている人が大事だ」という人でしたので、「日々これ遺言」と考え、私は大学の授業を休まず通夜の前に3コマ、翌日は葬儀後に1コマ行い、休講はしませんでした。これが丁度何もする事が無い時間帯であった事も不思議な事です。「ここは良いから君は仕事はして来い」と同じく大学教員で学者であった父に言われた気がしました。

生前をご存知頂いていると思いますが、学者らしい学者であり、ユニークでもあり、しかしリコーダー一本でやるなら一生やれ、と応援してくれた父でした。演奏会のビデオ撮影も進んでやってくれた事は懐かしい思い出です。



現在、家族一同、良い人生だったね~と思っています。やはりとても寂しいのですが、後悔は無いですし、私は急変した父を発見し、急性期病院からの快適な回復期療養病院への転院や毎週の着替えの届け、毎月の支払業務等、色々とやり切りました。


これも遺言ですが、徹底した「家族葬」で一切の宗教やお香典なり、お経なりを拒否していた事も父らしく思います。ただ、私、妹、妻の判断で沢山のお花を飾り、安置し、私が父の最後期の経緯をご参列の皆様に報告し、滞りなく式典を行いました。

式場の担当者さんが以前はお花屋さんだったという点もその素晴らしいセンスの祭壇を作りあげてくれた奇跡の一旦だと思います。


葬儀の後の仕事の帰路、美しい太陽が落ちました。



知って下さっていた方々。色々とご心配も頂きました事、誠にありがとうございます。



2022年4月17日日曜日

京都国立博物館

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本年から金曜前期は授業を辞めさせてもらえたので晴れてシャバに堂々と出れる前期。後期は達成感の非常に高い国立の京教さんですが、私立は時間を一年確保していても人数履修不足でいきなり首(給与無)にされ、何ら改革は無いし、人を馬鹿にするのもある程度までは我慢出来ても、初老はついに心が折れたので古楽の演習授業を辞めました。教えさせてもらえまてんが晴れ晴れしていますから不思議です。まぁ古楽以前の問題ですけど。


て、ことでとても爽やかな気持ちの金曜。京都国立博物館での「最澄と天台宗の全て」なる展覧会に行って来ました。東京と福岡でも開催されたものです。ラストが京都国博。

京都は相変わらず外国の方々は少なく、なかんづく平日の昼間ですので少ない人々の中でじっくり鑑賞する事が出来ました。凄い人物って上品なんです。最澄というお人にもずいぶん魅力があります。ほとんどの宗派の祖はこの弟子です。




最近は高速道路恐怖症なので地味に地道で行くと、住んでいる地域と1リットル辺り20円弱安い軽油の給油が出来て一石二鳥の亀岡市を経由します。

二時間をかけて国立博物館の西側の休めのコインパーキングに駐車。京都は東山地区に近いのですが、少しニッチな地区で駐車料金が安めで穴場です。


不滅の法灯の再現:延暦寺ではこの距離は無理


展覧会はそうそう見られない、揃わない品の数々の品。こういう仏教美術でいつも驚くのは千年も前から我々のしている漢字が使われている点。実際に読めますし、特に最澄の文字は繊細で素晴らしいものです。空海の事も記載してはりました。また、仏像も西洋楽器と同じ黄金比の美しさが見えます。

ちとお高い特別御朱印を購入して指定された場所に行くと多分ですが延暦寺のお坊さんが日付を入れて下さいました。




その後、教王護国寺(東寺)に寄ろうと、これまた正規ではないお安い駐車場を探すも満杯で玉砕。そのまま帰途に。天台密教に触れたので今日は真言密教は遠慮しなさいという事かも。基本は同じなんですが、勉強しているとアプローチが違うのですね。



いずれにせよ、少し心が現われた気持ちになりますから不思議な世界です。


2022年4月13日水曜日

自動車で違反したので自転車買いました。

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さて、何だかむしゃくしゃして何回も起きてしまう事態、どこかで怒りか疲れがあったとかとも思います。こういう時は気分転換お買い物です。罰金だけにお金を取られるのは胸糞悪いわけです。


季節柄、土地柄、結局は普通の自転車を購入しました。これでガソリンの高すぎる自家用車の使用を減らします。尚且つ肉体改造にも繋がり腹も凹む事でしょう。電動アシストは敢えて外し、50年後に備えて「ひざ」を鍛えます。変速機も隔世の感でうちの登りも楽勝。


悩みました。安かろう悪かろうが自転車の世界。安いものはとてもそれらしいし愛が沸かないもんです。でも、良いものはフェラーリやポルシェの製品まであります。

そこは最近出来た「気軽に出張サービスします」というほがらかなお店選びで。


見ていたら、さわやかな店員の兄さんに微妙な値段さへの疑問を質問します。鉄、アルミ、カーボン、変速度合い等を教えてくれました。座席とハンドルの距離も重要だとか。因みにインチでは表現しなくなっていました。変わりましたね。


で、11キログラム弱という軽さの7段変速付きシティサイクルを購入。軽いです。



自動車ではすがすがしいホワイトですが、ま紅をチョイス


走る物は好きなのか、高いものは欲しいですが、ここまでかな。激安ママチャリの倍位です。フレームはアルミニウム。質感が高いのでいい感じ。



微妙にフェラーリの真紅に似ています。


自転車という物体は子供の頃は親に勝ってもらう典型物でしたね。大人になると自分で買うようになります。何言ってんだか。

2022年4月12日火曜日

交通簡易裁判

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この度はお読みぐるしい文章が散見されるかもしれませんので、ご気分が悪くなったら直ちにお立ち去り下さい。特に公僕の方は直ちに。しかし、車の運転をされる方には大変参考になる筈です。



先般の44キロの速度超過により権力側に平日昼に呼び出し命令をされ出頭。ご丁寧に正午の昼休みは避けろと。そこでは事情聴取をされ本日出向く尼崎の裁判(簡易)所への出頭を命令されます。相手はあまり賢そうな人材ではありませんが多分それも狙いでしょう。


今日は平日ですが、13時に簡易裁判を受けねば死刑なのか、とにかく公務員達の休日ではない「平日」という辺りが結局は古き悪しき帝国主義の権威主義時代であり、大日本帝国時代を話してくれた、それこそ検察官だった祖父と家裁の調停委員だった祖母のハナシを思い出していました。自由主義では無かった日本は今のロシアをほうふつとさせます。市民の言論弾圧、言葉狩り、言い訳は許さない感じですね。盗聴されてますから特高が来たりして。


病院のごとくの罪人待ち合い室


①さて、13時からだと言っても早く行きましょう。12時に行って受け付けが閉まっていようが部屋は空いていますので大声で叫んで番号札を貰いましょう。これで開始からの済むまでの時間が決まります。13時に行くと随分待たされると思います。12時にやつらの昼休みに大声で、が大きなポイントです。心配いりません、対応は丁寧です。もうすぐ定年なんでしょう。退職金数千万ですもん。

尼崎の裁判所の建屋はまぁ新しく清潔でお金はかかっていない感は良いですし、駐車場が多くて良い感じです。陰々鬱々免停になるのに自動車を運転出来て大丈夫というのも変ですが広くて綺麗な駐車場があります。これは神戸の高速隊のおじさんが教えておいてくれました。


警察、検察、裁判、会計の順番案内


②文庫本なりを用意し、ひたすら待ちます。携帯の電波は届かないようになっています。私は虚心坦懐「空海」の日本から唐に渡るまでを再復習しておりました。

面白い位に同じ罪を犯したけど反省感ゼロの同志が徐々に集まってきます。「無表情」の極みが興味深く、権力に屈服する事への屈辱感が満載です。ゆえに普段道でパッシングなどで対向車に取り締まりを教える市民の連帯感が生れるわけですね。


空いている検察。閉まっている裁判所


待つ間、警察、検察の連中が部屋の中側で超楽しそうに大声で談笑しているのはわざとかも知れませんがしょせんは小役人ですから我慢して下さい。どうだコロナでも俺たちは安定所得だ感が凄いです。男同士でそこまで昼に大声で喋りませんもん。人を幸せにしない職業らしいですね。プチ権力者ってわざわざ偉そうにする感じがあるので苦手ですわ。


③(例えば、番号札マシン等は無いため)少しは民間から学べよ、っていうくらい来る違反者がまごまごうろうろうろろしています。みなさん、部屋に入ったらとにかく大声で呼びかけて、部屋内で談笑する小役人から一つでも早い番号札をゲットして下さい。




④15分前に担当のおじさん警官が出て来て簡単なこなれた説明を行うので聞きます。

13時の呼ばれ1番の扉にに入って3人づつ説明と再聴取。これが薄い仕切りだけなので横がうるさいので難儀です。この方法論。あほぅですか?。その後待ち合いに出て待つ。2番で検察(少し上品)の聴取で、待ち合いで待つ。その後出て待ち合いで待つ。3番裁判所の受け付けで呼ばれるのを待つ。随分待って呼ばれ、名前を言えと。これをもって4番で支払えという命令。これは司法ですか?

4番で時間をかけて払うくらいしか小市民には抵抗が出来ません。ピン札6枚6万円なり。何がキャッシュレス社会だと笑えます。寺社仏閣と裁判所は現金ですわ。


払ったお金はどこへいくのやら


そう言えば裁判官二人はのんびりと13時20分にふらふら入ってきました。なるほどさすが司法です。下の調べから上がってくる罪人の書類は13時にはまだ無いので昼休みも長いのですね。役人にもヒエラルキーを見せつけられます。人を裁いて給与を貰う気持ちはわかりませんけど良い仕事です。で、職業欄、大阪教育大学は国立ですか?が唯一の質問でしたw。もう少し勉強しなさいと思う気持ちを抑える理性が働き、はい、そうですよ。と応答。他のだくさんの大学でも教えている専門家ですよ、というと、お忙しいのですね、ですと。むなしい。忙しくはありません。超大変なだけです。


この旧態依然とした帝国主義的システムに費やされる時間は2時間とみて下さい。しかも自由主義の市民が働く平日や休日は選べずに命令です。アルバイト講師等は有給などもありません。とにかく共産主義、社会主義、強権主義的で私には怖い事です。疑問を持たない事も怖い。何より一度に済ませようとしない非自由合理主義性が無いことが恐怖であほです。


違反は1キロ超過でも違反なので認めたんですが、なにせ反省要素が見当たりません。しかし、相手が上だと感心したのは、こちらに物を言わせない大輔花子の漫才の花子さんのような展開です。存外打たれ弱いのか、権力を振りかざすかの二択かなのでしょう。私から説明します、と言うと即断られました。


閑話休題ですが、裁判所近辺では生態系が構成されていました。今まで何気に通り抜けていた尼崎の裁判所付近にはコンビニ二軒、ラーメン屋、スーパー、大型喫茶店二軒、薬局、ま横はラブホテル。これは国営かしら。勝訴したら気分が上がって、とかですか?




失礼。で、当然、バンビのような私のか弱い心臓は簡易とは言え初めての裁判に緊張(大学よりはマシ)でお昼は抜きまして、終了後にラーメン、薬局で胃酸過多防止剤と鎮痛剤、その後、気分を変えるため愛車の洗車に行き、スーパーでヤクルトモドキを購入し帰宅しました。抱える問題と大学始業の恐怖が重なりもう痩せました。多分50年後に死にます。


貴重な体験はしたものの非常に良い気分ではありません。平日のみという考え方や税金や市民のお金の巻き上げ、取り締まりのための取り締まり、ガソリン税に消費税の重税問題の無視、燃料費の高騰、一兆円企業の自動車の納車未定、給与の百円のみアップ、年金問題、超高齢化問題の家族問題など、、、まぁ今年はあきませんな。

さて、第7派が確実ですので備えましょう。死にますよ。


運転される方、探知器は付けて下さいね。これ二万円で十分です。私は今回60000円に、次は11700円の講習料、その移動費3回と時間がかかります。しかも現金を下ろしに行き、泣く泣く定期予期を切り崩すという労力は相当心にきます。当然、速度では無くここを狙うのが取り締まりです。その証拠に危ない場所では取り締まっていません。暴走族を逃がしたりもしています。


探知器は速度以外に停止見張り地点等も教えてくれます。そしてその場所だけは気を付けましょう。あと、高速のおやじの乗るよなうなカスタムクラウン、阪神高速の安全なところこそに、薄紫色のレガシーワゴンという市民を欺くあざとい覆面がおります。こいつらほんまにウクライナ警察の手伝いにでも行かないのかしらと思いますね。ぬるい。


それと、まだまだ「権力に屈服シリーズ」は続き、来週は伊丹の公安で朝から一日講習を受けねばなりません。多分、速度は超過したらいかんよ~と99回位言われるんでしょうが、金がかかります。この日は運転ご法度との事。本来の30日を1日にしてやるからから金を払えというこれまた権力です。


また、ご報告を致します。






2022年4月10日日曜日

初体験

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ご縁があって大阪の貝塚市寺内町のイベントで実に半時間×4回公演という体験をさせて頂きました。大変なようで、でもそれほどでも無かったです。身体はボロボロですけど、皆さんが少しでも幸せで楽しい時間になってたなら幸いです。

結果としては大変貴重な場所(お堂)、イベント(お客様が4回入れ替わり)であった事。何よりお客様のご反応が非常に良かった事で、久しぶり、かつ、どソロで力を発揮出来たかと思う次第です。




リコーダーの認知度の低さは相変わらずであり、それにはもう期待もしませんが、逆に言えばいつでも楽器紹介と楽曲演奏をしていけば驚いて頂きます。ただ、それで良い気になっていると腕は落ちますから、敢えて初めて演奏する楽曲で構成して臨みました。


とりわけアルトでのバッハの技術曲とアマリリの変奏曲は難曲ですので、大真面目に練習も致しました。興味深いもので1回目は少し緊張、2回目はさぐりさぐり、3回目で少しベテラン、4回目は言い回しまくり、というような変化がわかります。




尤も、全ては主催者の方々の想いと熱心にご拝聴下さる聴衆の方々(120名程)のおかげ。加えて、この二年、コロナでお寺を廻っていたら、ついにお寺のお堂で釈迦如来さまの前で演奏するに至ったご縁でしょうか。不思議と言えば不思議。私にはお堂でも演奏は初めてでしたから。

仏様から見ると檀家、信徒さんは完全に逆行なのかというのわかった次第、なるほど。





くたくたにはなりましたが、大変遣り甲斐のあったソロ演奏でした。感謝です。

で、明日から恐怖の対面授業、明後日は交通裁判者でひれ伏す予定ですので最後の仕事になったらすみません。


2022年4月7日木曜日

権力と日程と金と

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小役人からハガキで命令が来ました。先日の免停。今度講習金払って講習受けろよ、と。またお金です。

このハガキは朝の9時から午後4時半までここに講習を受けに来い、来なければ運転させないぞ、こら、という内容の物。講習代金も現金で一万数千円以上ぼられるようです。とにかく「金」。


その前の日程には簡易裁判があり、これも10万円以下の現金を用意しとけよ、その場で払えよ、と命令されています。金。


安全な道路での速度超過も違反は違反ですけど、まぁこの役人の平日利用感がどうも好きではありません。市民は君たちより多様に不安定に働いているわけで、故にその日は仕事が出来ません。出来るものは代行を頼み、自分から支払いもします。およそわからぬ世界なのでしょう。おそろしあ。


しかも、電子マネー云々とは程遠い感覚。「現金」用意しなさいっていう辺りが凄く下品。なぜ現金なのか。脱税のためかしら。因みに、カード払い出来ない葬儀屋はお世話にならないように決めています。悪に加担している気になりますね。



車を運転されない方。乗せてもらう運転手には少し敬意を払って下さい。大きなリスクを抱えつつ、税金に税金と税金に罰金を払い、超過でまた吸い取られるのです。怖い国ですね。


運転士はくれぐれもレーダー探知機(2万円以上GPS搭載機を推奨)を。一時停止エリア、待ち伏せちゃうぞエリアまで教えてくれます。


反省はしていませんけど後悔はしています。




当日遅刻は現金、否、厳禁なんですぐに近くにホテルを取りまして、ここで「兵庫県民割」で税金をそこそこ使わせて頂く事くらいが小市民の権力行使対策です。まぁ宿泊費が半額になりますから助かりますけど。


合掌



2022年4月2日土曜日

さくら

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一般に春や桜は「めでたい感」満載ですけど、がっこの仕事が始まってまたかぁと思う事が連続すると、実は桜の葉が落ちる頃の方がトキめきがあるのは私だけかも知れません。経験値です。加齢と共に喜怒哀楽のパーセンテージが変わりますものね。



で、そうは言うものの美しい物を見る、感じる事は素敵な事です。仕事よりも「感性」。


観月舞台にて=下にアクリルが貼ってあります


で、某阪音大が今年度で33年目となりました。我が国、縦笛は大学専門分野が無いので偉くはならんもんです。おまけに授業は毎年理由もわからず減る一方で栄枯盛衰の象徴のような所です。コロナに戦争に加齢で介護で免取りでビズリーチ中ですが、せめて「仏」にでも願うしかなく、去年から今年にかけて西国33所を廻り「先達」になった事はお伝えしました。「33」です。巨人ファンではありません。日本の野球は阪急ブレーブス消滅で終わりました。山口山田永池時代ですね。閑話休題。


で、西国巡礼の先達は先達で廻り方がありますんので二回目も先達ならではの「軸」に御朱印を頂いたりと楽しいものなのです。




桜は園城寺(三井寺)へ。人もそれほど多くなく見事でした。

コロナ第7派が来ています。


授業でリコーダーは辞めろと言った舌の根が乾かぬうちに対面で授業をやれというダブルスタンダードの国。これが、この国に専門家がいない証明とは台湾と韓国に完敗するはずです。知らんけど。