昨夜のフライト話を少々。
シートはビジネススイートという新しい中距離用。フルフラットになる面白い考え方。全員が通路に出れる方法のもの。横に6席なので前記のアシアナ横4席にくらべれば随分幅が狭いものの、日本人得意の狭小空間の居心地の作り方は天才的だ。(が、窓際シートは立つときにまず間違いなく天井の二室に頭をぶつける)
窓の席には通路に出る通路がある。ほぼ荷物入れに頭をぶつけた。 |
ん?と思ったのはウエルカムドリンクが無い事と、大抵は配布されるペットボトルもくれず、メニューは既に冊子入れに入っていてわからず、という点。
食事はさすがJALとうなるものの非常に残念な気がした。
先般搭乗したキャセイやアシアナはそういう面も完璧だったからだ。どうしたのだろう。
よくぞ考えた空間。窓4つ分は凄いCクラスのシート |
香港の空港へは上空待機のため遅延。しかし到着後は夜中からか空港のイミグレも荷物もほぼ待たないで空港横のリーガルエアポートにインした。
風呂で疲れをとり、すぐに寝付き、翌日はまぁまぁの時間にはアウトして空港鉄道でさっさと移動した。電車はガラガラ。
いつもそうだがこれが非常に便利でクーロン駅までなら24分で到着し無料のバスに乗れる。
これもいつもそうだが運転はスマホ見ながらだし世界1荒いので心臓と重力に弱い人には向かない。座っていても滑り落ちるので何かに掴まる事が重要。
まずはシェラトンで次が我が「パークホテル香港」なので楽な方。
チェックイン時点が10時台だったため2時に戻って来てね、荷物は預かるので。
で、非常に快晴なため久しぶりにビクトリアピークへ。
20年前程に行った雰囲気の良い「ピーク・カフェ」にて正午の混む前にランチ。
少々高いものの美味。香港は食べ物にはずれが無い。
うろついてワンチャイ行きの二階建てバスに乗って降りてきた。
因みに日本のスイカのようにオクトパスカードなるものをを持っていると便利。
このバスがおよそ160円位で簡単に乗車出来る。
乗車時にピッとするので案内があれば降りるだけ。(漢字、英語は必須)
降りて乗り換えるMRTはクリスマスイヴのために既にごった返していた。東京のよう。
ホテルへのチムチャーツイ駅で降りて足の角質を取りに。
恥ずかしい程取れるので恥ずかしい。
チェックインはしてあるのでパスポート確認だけして部屋に。
多分グレードアップされて通常より明らかに広くて快適で清潔。
さすがのパークホテルグループであるが、一泊二万を切って予約をしたので上手くいった。特にクリスマスなのだから尚更なのだ。
で、クリスマスイヴは大変な規制線を貼られ、車の中心部への流入はほぼ駄目になる。
ようこそ午前に市内のホテルに着いていたようなもので、殺人的に人が溢れるのだった。
これは実にうかつ。英国の統治下にあったとはいえ人の多さと店のセールは半端ない。
コンビニなども入れないほどに。しかも乳母車に子供が深夜にお出かけしている。所々で赤い帽子をかぶって音楽を奏でている。皆さん楽しそう。
素敵なのは、街全体のイルミネーションでこれまた半端無い。
九龍と香港島同士の高層ビルが競うように可愛いイルミネーションを表現している。
個人的には、やはりペニンシュラホテルの上品な飾りが気に入りだ。
さて、一通り湾の周辺を歩きに出る。
ホテル近くで最高に上手い雲呑麺33ドル(かける16円)が今日の夕食。
どうやったらこれほどに美味しく出来るのかというほどに美味しい。
歩き廻って東九龍地区で欧州風カフェで外のテーブルで生ビールを。
後に男人街、上海街をうろついてヘロヘロ。
しかし12月は20度程で晴天が続き、通常に想像する蒸し暑そうな香港とは全く違う。湿度も少なく雨もなく、何より熱さで参る事もないのだ。
ここへも実にもう10回程は来ていると思う。
香港島に沈む夕陽に遭遇。 |
特に何も無いのにうろつく、安くて美味しいものを探すだけで集中力が高まり、非日常となるのだった。(人がめっちゃ多く、空気汚染は最悪だけど、、)
明日は香港のリコーダー奏者、ヘンリー・フォーさんと会食する。
♫