2017年10月9日月曜日

シャルパンティエのリハ始動



学校公演の6連続が終わりきや、11月に客演する合唱団の古楽オケ内のリコーダーパートで、「シャルパンティエ」の「真夜中のミサ」のリハーサル初日。

難しいのは声楽あっての器楽であるという点。宗教曲の特徴かと。

我々は楽章や小節で考察しますが、宗教曲はキリエやクレドなどの単位で楽章が言われます。それが複数存在し、また言葉にアーティキュレーションを合わせるなどで脳がかくはんされます。通常器楽では考察出来ない「三位一体」などからくる拍の重さや非常に難しい要求に応えなくてはなりません。



果たしてこの楽曲に対して本当にリコーダーが指定されたのかも疑問に思う事が逆に興味をそそりました。延々C管なのですが当時に専門用語で言う5度フルートがフランスで使われたのか?ですね。イギリスなら作品自体があります。

いずれにせよ非常にキリスト教に深い関連性があるため、いかに西洋の人々には身近であれど東洋人の私には遠い概念かを痛感した次第。しかし芸術的音楽作品である事は事実ですので、素敵な演奏が出来るように訓練して披露出来るようにしようと思います。