2017年10月15日日曜日

アンサンブルコンサート



先日、大阪の老舗楽器店「三木楽器」の開成館という90年以上前に建設されたホールにて、三木楽器さんからのお声掛けを戴き、我々のリコーダー五重奏をお届け致しました。

以前に先方からご相談戴いた折に「リコーダーで何かを〜」という事項でしたので、弟子連との(普段の活動はしていませんが)アンサンブル(クインテット)を披露させて戴き、しっかりとしたプロ奏者の紹介を兼ね、次のジェネレーションに確実に受け継いでいく姿をお見せしようと考察したのでした。




併せたように近日メンバー個々にリサイタルを行う予定がありましたので、そのご案内とフライヤーをお渡しする良い機会にもなりました。聴衆皆さんの暖かいご声援を嬉しく思いました。関西人らしく価値観を決める主観が個々に鋭い感覚をお持ちかと感じます。

平日夕方18時という微妙な時間帯にも関わらず満席に近いお客様にお越し戴き、とにかく大変なご声援を戴き感激しています。

カルテットは世界中に存在しますが、木管五重奏団や弦楽五重奏はるものの、即席以外でプロ奏者により構成される日本ではリコーダー五重奏団は唯一かもしれません。



モーツァルトの弦楽五重奏曲と四重奏の相違に似て、旋律以外が作り上げるハーモニーがいちパート増えるだけで全く異なる音楽が出来上がります。実は5パートで構成されている楽曲やアレンジは非常に多く存在しますがそれこそ、より緻密に、より美しく、せねばなりませんから存外神経は疲労するものなのでした。

で、来年は外国の友人を招き、六重奏の予定です。