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今年は兵庫県の北部で30近い学校公演に奔走させて戴いており、齢50半ばにはなかなかの老体むち打ち状態、日に2公演をこなすと児童にパワーを吸い取られクタクタ。本来は若手がするべきなのは承知な上での依頼です。
しかし、のべ千人くらいにはなるであろう児童達と百人程の先生方にプロのリコーダー演奏と楽器の種類と音色を紹介する良い機会ではあるのです。
自分が年齢を重ねるうちに教頭先生等は私より若かったり。ましてや音楽の教員始め若い先生方ばかりで、その先生方が非常に熱心に聴いて下さる時代になった事は何よりだと感じます。
一昔はマットで寝そべった教諭、無関心極まり合い教諭などを目にしたものですが、今は児童にちゃんと寄り添って鑑賞をしてくれるのですね。ご丁寧にご挨拶下さる先生方も大変増加した傾向です。ネガティブな情報は良く耳にする学校現場情報ですが、そうでも無く見えました。
現在までで11公演、うち学校は10校で全てジャーマン式のソプラノリコーダーでした。台湾は(一部の情報ですが)バロック式でしたので如実に現実を知る良い機会です。
まぁ、どのみちリコーダーには変わりはありませんし、体験コーナーでは「ド」と「ソ」をグループ分けしてアントニオ・カルロス・ジョビンの「ワン・ノート・サンバ」を吹いてもらうのです。
わたしが左手を上げれば「ソ」、右手を上げれば「ド」をロングトーンしてもらうと、ゲーム感覚で楽曲が出来上がって行きます。伴奏にピアノ、コントラバスと打楽器が入りますからそれはお洒落です。
1、2年生はお兄さんお姉さんを見ながら楽しんでね、と言いますが、私がどっちの手を挙げるかにも興味津々なためあっちを見てこっちを見てで大変。でも可愛らしい事です。
さて、この北近畿地方のいたる所にコウノトリがいますが、白鷺もおります。
たいてい「あっ!」と思えば、白鷺。勿論コウノトリも。非常に印象的な姿。
緑は深く、河川も美しいのは台湾南部のようです。?
普段あまり地方に出向く事は無いので、出石そばを食べたり、熊に注意、や、鹿被害、インフラのハナシなど、日常とは異なり面白い事です。
何より数年ぶりに出向く兵庫の北部に伸びる道路や国道がどんどん進化している事にも驚きました。
数年後には芸術系大学が出来るそうですよ。
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