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さて、ほぼ朝方に就寝し、しかし8時半には起床し、部屋で簡単な朝食を済まして4階のプールに向かった。このホテルはクタ・ヘリテージというソフィテル系列のなかなか価格的にお得感のある気に入りの場所。ここだけでは物足りないが、数千円なので到着始めの2泊は大抵ここで過ごしている。
天候は雨季に関わらず基本は晴れていて快適。
屋根のあるビーチ寝そべりソファをゲットしてプールでひと泳ぎ。
横になったら空が美しく水の音がすぐに眠気を誘う。
ここで2時間ほどウトウトして元気を取り戻した感がある。
プールサイドでビールとピザを注文してランチ。
バリはホテルの食事でもひとりせいぜい千円程度なので助かる。
当然、疲労と快適のカオスを眠気が誘い、15時頃までまたウトウト過ごした。
これがバリなのです。どこにも行かないし何もしないのが基本。自分を取り戻す。
で、起きてひと泳ぎする。朝の風景と午後では空の風景、グラデーションが異なる。
疲弊した中で毎日しゃにむに働く日本の毎日では「空」自体を見ることが無いかと。
面白いもんで気分が楽になる系のお薬を飲み忘れるという事態に笑った。
夕方に部屋に戻り、シャワーを浴びたらショッピングに繰り出す。
クタのビーチでは物売りや多国籍の人々が特にストレス無く見受けられる。
悪意のある輩には出会わなくなった。昔は抵抗のあった物売りも気にならない。
クタのビーチをサンダルを持ちながら波打ち際を歩くのは映画のよう。
クタにある総合ショッピングセンターを巡り、道路側で様々な店を見つつ、声を掛けられつつ一旦ホテルに戻る頃はもう20時頃。
夕食はいつもの所、では面白くないので路地を果敢に進み、新しいレストランを見つける。
経験上、あまり安い店だと油にやられ、あとあとバリ腹という下痢に見舞われるため、何らかのホテルに属しているか、ある程度(と言ってもメインが千円程)の店を狙わなくてはいけない。見事に美味しく愛想のある場所を発見してハッピー。
今日はそんなところで、昨日の地獄やストレスを掃討した。
空気感や雑多感、人も優しい感じは沖縄ともハワイともかなり異なる。
独特の、身体から何かが抜けていく感じはバリならでは。もちろん基本何もしない事が重要だと思う。このブログを書くくらいか。
あすはそもそも目的にしているウブド村のコマネカ・ビスマという私自身が気に入りのホテルに移動する。もう数え切れないがそこが私のたいそう気に入っているホテルなのだ。木のさわさわ音と鳥の声しか聞こえないという極楽そこにあるのでした。
@KUTA
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