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伝え聞くソウルの寒さはどこへやら。
とにかく晴天で気温も4〜5度で普通の冬ですが、しかしこれは私が訪韓した日からだそうですからラッキー。
昨日から肉を食らい、鍋を食らい、買い物等も楽しんだ後にたっぷりを睡眠をとって今日のリハーサルにのぞみました。乾燥している大陸性の空気では、楽器の鳴りが日本とは微妙に異なります。
共演、招聘するジ・ヨンさんの以前の御師匠さんであるチョー先生が持つ市内の工房かつレッスン室へ。ここには驚きました。
個人練習室が7つほどあったでしょうか。チェンバロを備えたリハーサル室をお借りしましたが、メインは工房になっており、そこへ次から次へと生徒さんがやってきます。
およそ私などは及ばない規模の世界。この子は釜山から来たんだよ〜らしいです。
次世代、次々世代を育てるのには凄い施設かと。日本では無理です。
なるほど溢れるほど技術のある若者がいる訳です。ヴイヴァルディの難しい楽曲や初期バロック作品がピロピロと。
ジ・ヨンさんとは数ヶ月前にここソウルで演奏会を終えていますので、互いに良く理解しているせいか、数点の修正点や希望でどんどんと事が運びました。
演奏技術と耳が良い人とは非常にポジティヴに時間が使えます。
後でカフェに寄り、招聘についての詳細もお話しをして別れた次第。
ところで、タクシーの初乗りは300円ですわ。
明日、もう日本に戻ります。
何よりあまり無いであろう内容のゴリゴリバロックの演奏会を楽しみにしていて下さい。
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