2015年12月27日日曜日

ぶ〜ぶ〜




モンクばっかりで恐縮だが、それは理不尽や向上心に直結し、即ち己の心のモチベーションの問題となり得るので、たまにはここに記載したりする。

少々小市民なハナシでどうかとも思うが、何かの力でクロネコヤマトの「メール便」が廃止させられた。即ち我々楽譜の輸送手段価格が非常に高騰した始末である。
JPのレターパック何々を使わざるおえず何だが怖い。

お菓子類のダイエット化がすごいと感じる。ユーハイムの代表的なケーキであるバームクーヘンの一片売りの縮小が半端無い。ポテチが100グラム100円だったのが、次第に80、60と縮小していったのも象徴的。

来年からとある大学が,公務員に併せて自宅から電車駅までが2キロ以内の場合には「バス代金」を支払わないようになった!わかったか〜っ!のような紙切れが届いた。

その上、17年度からは駐車場も廃止!!!らしい。その裏で新しい校舎を建てるわ、ボーナス時期の専任職の顔は緩むわで、何ともこちら側は世知辛い。当然ことごとくそれに合致し授業へのモチベーションは下がる一方である。
それこそトイレットペーパーまで有料になりそうな勢いでパワーいっぱいに命令文書が沢山届くのにはいささかブラックな気がしなくもない。大丈夫か。


固定資産税が数倍上がるとのハナシや、未だにお隣にODAの多額出資をして表向きに良いツラをさらすのもある種の経済活動だとは理解するが、我々市民個々の内面をえぐってくる何かしらのパワーにはいささか正直者が疲弊して来ているように感じる。


何かが崩壊する寸前という気がしなくもなないですね


2015年12月26日土曜日

悲惨の体験と見学




続きです。


那覇空港の第2ターミナル。ここがまず、空港敷地内の貨物倉庫そのものの一角にあります。
普通のターミナルから専用バスでのみで行くことが出来、5~10分に一台運行。

まぁそれに乗って規定の出発2時間前のチェックインの時間を見計らって完璧に到着。

すわ、チェックインマシンに向かうもひとけは無し。機械も起動しておらず使用できません。


ボードに  19:35 MM20  「遅延」  20:05


と書いてあるのみ。だとしても、きっちり時間通りに来いとうたっているわけだから、せめて
放送案内はあって良いはず。しかし、「し~ん」。
係員もクレーム処理を避け、わざと隠れている訳です。
ヒューマンの問題ですが、会社の命令なのでしょう。


呆然とした搭乗予定乗客が多数。気の毒な事です。
そこで憤懣やる方無く、私はマシンの前に座り込みました。

もうこの建家も会社の態度も日本ではありません。何より会社の謙虚さが無い。
係員が注意しに来てくれれば良かったんですが、当然出て来ないわけで。

ありがたいことにしばらくひとりで座り込んでいたのですが、若者がそれに続いてくれました。
明らかに異様な風景。冷静を装って、遠い、安いベンチに座っているようでは負けた気がします。

お見事だったのは、この30分後の1分前に係員がシラっとした態度でマシンの電源を入れに来た事。再び「人間として、放送案内くらいしろよ」と心中で感じだ次第です。勿論黙していました。



以前、スカイマーク社が。クレームを受け付けない+係りはお手伝いをしない、という方針にし、
成田から神戸の便に搭乗する際に、その係りの「冷たさ」を感じ、「非常に不親切ですね」と、丁寧に進言した事がありますが、その後見事に潰れました。これも「謙虚さ」の欠如だったのでしょう。


安いのだから、放送案内も絶対にしない、という会社の母体が全日空なのだから、裏と表を感じ、哀しくなった次第。価格とヒューマンが相対的に全面に出てしまっておりりピーターは減るでしょう。

私の便は、結局、20:40にプッシュバックされ大幅に遅延。通り一辺倒の謝罪をしてはりました。



もっとひどかったのは。MM14のお客さんで、実に13時代の出発予定が隣でまだ待たされていたことです!外国人がさすがにクレームを言っていましたが、これも凄い光景かと思いました。

搭乗任務係員が英語を理解出来ていない、或いは理解出来ない係員をわざと配置している、という状況だった事。お見事です!


会社組織に属した事は未経験ですが、恐ろしい事実を体験、見学した次第で、最終は全て「謙虚」と「こころ」の問題かと思いました。

価格を安くしてやっているのだから、モンクを言うな~が今年のアジアLCCナンバー1に輝いた「ピーチさん。

今にトイレも有料になるでしょう。




2015年12月20日日曜日

ちょっと沖縄に




昔は片道でも4万弱程だった大阪、沖縄間のフライトが、片道ずつ購入しても一万円を切る時代になった。それはそれで、「移動欲」を低料金で満たせる事が出来るが、その分、確率高く遅延等のリスクも伴う事もある。

今回はジェットスタージャパンでの往路、ピーチアビエーションの復路。首里にある日航ホテルという行程でショートトリップをひとりで楽しんだ。12月の半ばは狙い目で天候も良く、ホテルも空きが多い。今回は日航ホテルの会員のポイントを達成し、無料宿泊。要するに一万円以内で旅行をしました、という事。


関西空港のジェットスターは日本航空と共同運行便扱い




LCCを利用する際に、少しのエクストラ料金で一番前(アップフロント)の座席予約(アサイン)が可能で、日がな貧乏のプチ贅沢らしい側面とも言えようか。

で、速やかに搭乗してほしい搭乗ゲートでは、まず後方座席の常客から機内へ入って行く。遠慮せず、その列が細くなるタイミングで、たいていは全ての皆さま!となるので、前方であろうが列に並んでおくと早めに機内に入る事が出来、即ち、荷物収納も心配ない。

最前方だけに、手荷物は手元に置けないので、荷物だけが後方になり、降りる時に時間がかかるなどという事も無いからだ。

さて、機内へと入り最前方1Cに着座。離陸したら、気圧もあるし、加齢による前立腺肥大の影響もあるだろうが、とにかく過活動膀胱に悩まされる。そこで、早目に綺麗なトイレを活用しようと行動する訳だが、シートベルトサインが消えて、すわ、というのも少し控えたい。

クルー二人の真ん中をトイレに行くのはあまりスマートとは言えまい。
と言うわけで、物品カートを二人のクルーが押し、後方へと動き出した瞬間にすわ行動するのである。

クルーはまだ2番目のシート辺りを後方へとカートを押し始めたばかりで、すなわちあまり目立つ事なくすんなりと生理的欲求の処理を解決出来ると言うわけである。しかもだ。

処理後にコックピット至近の前方トイレから一番前のシートまでは2メートル程で、後ずさりで凡そ3歩。顔を他の常客に見られる事無く着座するのである。

自意識過剰と言うなかれ。LCCスムーズ使いこなしの搭乗美学である。
しかし、いつも思いますが、くそ真っ昼間にこれ程の人々が関西空港から那覇になぜ、何をしに行けるのだろうか。悠々自適の高齢者、団塊の世代、修学旅行、会社員はは大手エアラインなのだから、つくづく不思議だと思います。



で、復路の事をば。行きは向かい風で30分の遅延。まぁ用事も無いし仕方なかろうと。しかし。


部屋からの絶海:左奥に座間味諸島が臨める



久しぶりにゆっくり眠れて正午にホテル日航グランドキャッスルをチェックアウト。
併設されているファミリーマートで宅配便で出してしまう。
あとはダイソーで売られている超薄型のナップサックで行動するのだ。



前述のホテルの醍醐味は落ち着いた迎賓館的雰囲気と圧巻の景観ながら、至近にコンビニが一切無いのも特徴か。ただただ静かだが、終戦の折り、日本軍が追い込まれて何とか立て篭ったとされる首里という場所だけに、現代史を知ると少し切ない気持ちもする。


19時35分の便まで時間がある。
最高の天気の中を、安里、牧志へと歩き、公設市場でお昼を食した。21度で太陽が照りつけ、実は熱中症になってしまった。しかもお昼の注文をしてしまった後に、ワナワナが襲ってきたのである。



よく行きよく注文するが、決してさほど美味しくない。が、食べたいのだった



ここは頓服で何とか凌いだが、ボディとハートが伴わない身体になってしまったのかと愕然とした。

しかしながら、普段は味わえないひとりのんびりカフェなどを数回気まぐれに行う。
これは精神衛生上悪くない。

さて、ここからは悲惨な出来事に遭遇し、また、別の悲惨を見ることになるが、次回に記載する。



2015年12月14日月曜日

第2回勉強会




オランダ在住のリコーダー製作家の匠、斉藤文誉さんを関西へとお招きして、半年前に続き第二回目のリコーダーセミナーを私と門下生に対して行って頂きました。彼の研究度と情報量は傾聴に値し、奏者側には特に貴重なファクターが多々。また、お越し戴ける事自体が貴重な事なのです。


ファン垂涎のフランス・ブリュッヘンの生前事情や死後の所蔵コレクションの情報等も伺え、本題に入るまでに1時間程が過ぎる始末です。






テーマはリコーダーの「特殊官」について。(ピッチ比較は別)


現代で定義するところのソプラノやアルトなどの名称は当時の概念に無く、F管やG管のいわゆる現代で言うところのアルトのFを基準に6th、5th、4th、3rd、となり、その歴史と実態を聞きました。


D、C、B♭のソプラノ


バロックリコーダーでの誤解は、例えば、グレートバスやコントラバス、それ以下のものは存在していません。同じくガルクライン(クライネソプラニーノ)もしかり。

上からF管、いわゆるソプラニーノをFとして、
次に


ソプラノ概念
D    6
C    5
B♭   4

A   3      ←知りませんでした(^^;


アルト概念
G
F


テナー概念
D (ヴォイスフルート)
C
B♭


バセット(バス)概念
G
F


についてひとつひとつ学んだ次第です。

本来、欧州の大学等ではあって当然の内容ですが、残念ながら在住地区ではその限りではありません。自分も含め、奏者を目指す者には素晴らしい機会だったか、というのは手前味噌でしょうか。

斉藤さんの的確で分かりやすいセミナーで、モチベーションの高い参加者全員のテンションは高いまんま。

前回の「当時の製作家情報」に加え、情報量は増えて喜々としています。






ブリュッヘンの所蔵楽器の音色は、愛弟子のハウヴェとブッケによって
近未来に何かにどうかなるとか。









2015年12月5日土曜日

岡山にて




本年は岡山に縁があり、およそ14回程往復しました。


通常ルーティンは、およそ月に一度、指導をさせて頂いている「あんさんぶる・もも」さんのお稽古。
今日はその定期演奏会でした。側面支援で毎度付き添う訳です。


本年は昨年の岡山シンフォニーのイベントホールから会場を変え、公民館からの協力もあり、
高島地区は岡山市立高島公民館での公演となりました。
館長さんが受け付けをして下さる辺りも興味深い出来事。

最近に新しく参加して下さったお二人を加え、程よくお集まり頂いたお客様と共に無事に公演を終了しました。



普通のお部屋に見えて、存外響きが素敵な高島公民館



終演後、夕方には、これも慣例となったこの地区付近にあるフレンチレストランへ。
先日の小学校公演終了後にも伺ったばかりでしたが、毎度必ず異なったディッシュがサーブされる事。またあれか~がありませんから凄い事だと思います。


何何の何何に何何した何何


ノルウェーのサーモンやハンガリーの鴨、何何のトリュフ、入手困難なカルピスバターなど、覚えられない名前のお料理が素敵です。



鴨がネギしょって来たわけではない何何の何何~



通常若干苦手なさつまいも系のスープや、それこそ「鴨」などがまったく抵抗なく入ってきます。

輸入ルートが凄すぎて、密輸ですか?と聞いてしまい失笑をかいましたが、「凄いシェフ」って存外隠れているものなんですね~