昨夜、関空でボビーの「死」を知り、直接、妻の実家に遺灰を取りに周り、帰宅しました。
メリーは専門施設に預けてあり、翌日まで会うことが出来ませんのでか静かに対峙する事に。
余りに哀しすぎて涙も出ませんでした。遺灰を枕横に置いて、眠れぬ夜を過ごしました。
でも、そういう行為で自分が少しは落ち着きたかったのかもしれません。
不思議な現象が多々ありましたので記載します。
火曜に自宅からボビーを妻の実家に連れて行かなければなりませんでした。
本来、自分の家で最期を迎えさせてやりたかっただけに、また移動させる行為が嫌で、、
どうしても連れて行けません。
ましてやその夕方に仕事から帰宅したら、正視出来ない程に衰弱しており、
加えて若いメリーが少しの距離で見守っていたのです。
若い子なりにお兄ちゃんの異常な雰囲気がわかったのでしょうか。
見ていて、たまらず号泣しました。
メリーが膝下に来て私を慰めてくれたのも印象的でした。
ちゃんと距離をとり、静かに見守っていたメリー |
用事で実家に先行していた妻に(情けない事で、恥ずかしい事ですが)一度帰宅を頼み、
たまたま訪れていた甥っ子と共に帰宅してもらい、何とか実家に運びました。
翌日の出発のために、実家から帰宅する時が私と彼の最後になりました。
これはもう辛すぎました。抱きしめる事すら出来ませんでした。
思えば、ボビーには悪い事をしてしまいました。
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現実と対峙出来ない事を理由に、彼の最期は帰国まで知れないように妻に願いました。
プロとして、公私混同だけは避けなければなりません。私などは虚弱故、余計にです。
実家と妻の間では当然連絡はあったわけで、関空到着までは秘密にしてくれていました。
亡くなった日の午後、
台北のホテルでの自由なひと時にサーフェス(パッド)で調べ物をしていると、やたらとボビーが
現れたのです。勿論、写真ですが。
こういう現象はどちらかというと私は信じないタイプの人間です。
パッドはたまに指が不本意に画面に当たりますよね。それで、ではあります。
ただ、勿論メリーや色々な写真が入ってはいますから、彼の出現ばかりで異常だったわけです。
結果、嫌な予感は的中。死後、台湾まで会いに来てくれたのでしょうか?
深く愛していただけに、大きな失望が襲います。
自身の加齢による弱さも加わったせいでしょう。
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メリーはというと、朝に施設に出迎えに行きました。
預けられていて不機嫌そのもの。
夕方に、少し臭うので思いっきりシャンプーをしてやりました。
その後、何となくこたつ布団を掘る仕草が多いのですが、ボビーを探している感じです。
フェイスブックやメール、電話にメッセージをくれた多くの人びとに感謝。
栄養注射先の医院の看護師さん、お花屋さんのお父さんにお兄さん、そして
色々な皆さんまでが涙を貯めて下さいました。
暖かい方々が多くて、素直に嬉しく思いました。
ボビーの死をおおいに哀しんで、しかし、メリーとの元気な生活に心を戻したいと思います。
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