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ドイツのバイエルン州はミュンヘンを拠点に置く自動車メーカーがBMWであり、紛れもなく
そのBはバイエルンなのです。日本でいうところの豊田市のトヨタでしょうか。
車に興味をもったのが小学1年時。
当時は父の転勤でカナダのアルバータ州はエドモントンに。
エドモントン市は車が無くては生きていけない土地柄、父がしょうがなく車を所有したものでした。
運転は好きでは無かったらしく、週末の買い物や休暇でのロッキー山脈への旅行くらい。
私の興味は当時の車への憧れ。小学1、2年ですからどうしようもありませんでした。
時を経て、大学時に中古の三菱車を購入。セルは作動するが、エンジンはかからない、かかるまでに時間がかかり、黒煙が上がる、オートマなのにエンストする・・・などの下積みを重ねました。
またまた時を経て、最近、ある種の夢を果たしてしまおうと決意し、BMWを所有するに至りました。
ある種、というのは、加齢による要求の喪失に対する恐怖とフィジカル面での動体視力です。
経緯はお話すると長すぎますが、そのようなわけで、ようやく「走り」メインの実用車を手に入れた次第です。
ピアノでいう、スタンウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタインがドイツ系といった感じでしょうか。
国産とはロジックが異なるため、時限は全てに於いて全く異なります。
メルセデスが豪華な路線を進む中、あくまでも走りが優先なため、志向も異なり、
ほとんどは指名買いだそう。フォルクスワーゲン、アウディもドイツですから。
エンジンはクリーン・ディーゼルで、GSで最も安価な軽油で1リッターでおよそ19キロ走ります。
欠点はエンジンをかけると、外側でトラックの音がすることでしょうか。しかし室内は別世界。
オイルは1年か2万キロまで交換はないそうです。技術革新で、研磨による交換などは無し。
ATは8足の時代で、パドルシフトが装着されています。
320D M⁻Sports というグレードですが、トルクがガソリン車の328に筆頭する39キロほどあり、
加速は半端無く怖い印象です。ターボのスムーズさも上品そのもの。メーターは260キロスケールで、リミッターありで220は出ますので免停必須、下手すれば逮捕です・・・。
コクピットは逢えてのトラディショナルなメーター式ですが、左手で i - drive という、まるでパソコンの
マウスのような代物を使って、情報を引き出せます。例えば、ナビの画面にタッチして指紋が付く、などという事がありません。
日本車との違いは、物入れが極端に少ない事、存外、狭い事、テレビチューナーが無いなど。
前記のように「走り」がメインなためゴージャス感もありませんが、チタンなどを多用した完全スポーツ車として作り込まれています。走りは専門家でも圧倒的に支持され、他のメーカーがベンチマークとしているもものの未だに超えられないそうで、シャシーも別次元。
千キロほど走ったところで、私に近寄ってきました。まるで楽器のように、
あなたのものになってあげるね、という感じですね。
スバルや本田もそうですが、私の歴史上、トヨタは冷たい印象です。BMWも「さもありなん」
思いきや、真逆でした。
その変わりっぷりはオーナーしか味わえないでしょうが、ある一瞬からこちらに近づいてきます。
車は確かに工業製品でしょうが、作り込まれているの分、まるで生き物のようです。
輝ける50代を過ごすための勇断でしたが、家族やお弟子のみなさん、友人が非常に賛同してくれ、それが拍車をかけて私のモチベーションを高めてくれます。大切なみなさんに感謝。
しかし、しばらくは相当に、しゃにむに働かなくてはなりませんのでお忘れなくww
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