続き:::
定刻に程近く、クアラルンプール国際空港のLCCターミナルに到着した。
機内で鼻炎がひどくなり、薬を体内に入れたために、だるい事この上ない。
到着は(旧貨物ターミナルの)オープンスポットで、そこからターミナルまで徒歩。
何だかゆる~い感じがマレーシアらしい。
航空マニアにはたまらないが、トランスファー手続きの列が出来るため急いだ。
ターミナルでは入国と乗り換え用のトランスファー口に別れるのだが、
ほとんどが乗り換えの人々のため、長蛇の列になる。
ゆるさはここにもあり、係員が一人!(私の時にようやく二人に)しかいないことだ。
次の便も到着したため、かなり騒然としていた。
私も無事に次の搭乗券を受け取ってX線検査を通過したものの、
乗り換えには時間的余裕は必要だ。LCCや空港の盲点である。
それと1時間弱の乗り換えとはいえ、ちょっと喉が渇く。
おまけにミールが貧素なため、隠し持っていたおにぎりを待っている間に頬張りたい。
仕方がないので千円をマレーシア・リンギットへ両替をする。飲み物を買う。
まぁ、帰路も立ち寄るので使うだろうしこれくらいは良かろう。
さて、朝の鼻炎で鼻の奥が猛烈に気持ち悪い。
しかも安ぶしんで立てたLCCターミナルはアナウンスも人も混沌として、
うるさく魑魅魍魎とした世界。凄いストレスになる。
居心地が非常に悪いが、そう待たずにシンガポール行きの搭乗案内があった。
ここでホットシートと呼ばれる前方や非常口付近の座席指定をした人からの
優先搭乗がある。
で、緊張感をもって、一番先の人について行かないと、メルボルン行きか何かの便の
人と混合になり、ついにはどちらの飛行機かがわからなくなるのだから凄い。
一応、屋根がある通路を歩くこと400メートルくらいに同じ機種の飛行機が
駐機してあるものの、、そこへ至る通路出口には「@@行き」とは書いていない。
物凄い数の乗客が右往左往している辺は改善すべきだと感じた。
幸い、と言えば我々の便には車椅子の高齢者がいることがわかっていたので
間違いはなかった。
定刻に少し遅れ、45分のフライトタイムでシンガポールに到着。
ざっと現地時間の20時(日本の21時)だ。
イミグレーションもほぼ並ばずに、出たら荷物もすぐにまわって来た。
税関を通り(あまりに披露したため)タクシーでホテルに向かう。
シンガポールのタクシーは安心で安価。25分位で2500円位なのが良い。
途中のシティの夜景が素敵だった。しかし今日はセントーサ島のホテルに向かう。
セントーサ島は入島料金が発生するため「ホテルのバウチャーを出してくれ、ゲートで見せるから」と運転手に言われた。
無事にホテルに到着。
落ち着いた感じの大人の空間だ。
部屋はかなり奥まった棟にあるが、とにかく静かで調度品も良い。
溺れる危険のクロ大理石で囲まれた浴槽 |
ネット環境も国策らしく無料でワイファイも飛んでいる。
この夜は相当疲れたため、持参したにゅう麺と空港のスーパーで購入したお寿司で夕食。
お風呂にシャワーにでバタンキュー。
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