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世の中にはおよそ想像出来ない金銭感覚の層が存在し、今なら大リーグの大谷さんなどがそうかと。努力では成し得ない人生を謳歌している人々が存在するという事。貧しいとなぜか自慢するが、逆にこの層は自慢しないのが日本人。
さて、数年前のコロナの中で、人の少ない、外国人のいない京都と奈良を回ったもんです。円安も加わり、未来的にもしばらくは無理な気がします。今の私には京都は単に働く場所です。
数年前に京都市北区鷹峯の光悦寺を訪ねた折に、しょうざんリゾート、という場所があり、そこに東急の特別なホテルを発見。そのロビーの借景の鷹峯がそれは見事な印象でした。泊まってみたいと思ったのです。
通常のホテル予約サイトで調べると、家賃か?という価格。そうでっか、、、
調べに調べ、東急不動産の株をゲットすれば「株主優待」制度で安価に宿泊出来る事が可能とわかりました。この大きな組織の株はさほど高価ではありませんでした。これが、私自身の投資人生の始まりとなります。キッカケはそのような事で良いとも思います。
コロナ禍で低迷している中で購入した観光、移動系の業界株は、お陰様で順調な推移です。日本航空などは顕著です。
そもそも会員制システムでは、一部屋を10人で購入し、一年で30泊出来るというもので、数百万、数千万の世界です。コピーは「別荘より格別な別荘〜」とか何とか。
で、一回しか無い還暦の誕生日に一泊したわけです。六週間前の朝10時に一室だけが株主に割り当てられているようです。10時1分には手続きは終わりました。
ハイセンスな世界は決して「」煌びやかではなく、落ち着いた和モダンな空間でした。全てに余裕があり、客層も非常に良い印象です。ただ、会社の福利厚生で使う人もいるのでしょう。若いのに羨ましい感じの人もいました。
見事な造園。右は御土居です |
基本、空間的で、大浴場などはお湯がチョロチョロ出る音しかしません。洗い場は遠い向こうです。見たことが無いドライヤーも興味深いものです。
逆に、健康なうちに行っておかねば、歩く距離が大変です。また、ひっそりと夫婦で行く場所です。
何より、秀吉が構築した「御土居」を跨いで、歴史的構造物を保護しながら、二つの棟があるというあたりも興味深い構造物です。
さて、結局、素晴らしい空間で、温泉に入り、冷房にあたり、寒暖差鼻炎でえらい目にあったという、幸福中の不幸、というお話です。鼻炎は自分の意志では策がありません。
鼻タラタラ、夢のような空間で眠れなかった、という報告でした。
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