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今まで30余年大学で授業をし続けていて、即ち毎週何回かは「喉」を使っていた訳ですけど、コロナのおかげでここしばらくは遠隔である影響であろう久しぶりに4時間超えの講習 を終えたら声が出なくなったという話です。ただただ低い声になっちゃったのでした。
そう言えば私はそれほどセミナーの講師に呼ばれる事も無く、もっぱら大学での指導、国家的講習会(笑)か近隣諸国(この場合は大規模でマイク付き)で、基本は引き籠りなんですが、大阪である夏のとあるセミナーだけはもう十数年お声がけ頂いていますので声を出して来ました。でもパッション系キャラでもないので普通に指導をおこなわさせてていたただだいてているだけなのです。
気付けばお弟子の男性が社員さんになっているという時代になりました。
因みにプロ修行を始めた初々しいの20代の女性のお弟子も二人参加。
途絶えるようで途絶えないもんです。
この「縁」がとても大切なのですが、後々に習得した事を伝えてゆく重要な要因でもあります。
封印気味(熟成中)の教会旋法によるジャズ演奏法とフランス・バロックの大家、ジャン・バプティスト・リュリ等の楽曲を体験して頂いた次第。
譜面を演奏する事が当然な参加者で、逆にこの音階でそれぞれに即興演奏をして下さい、となるのですが、ご参加の皆さんどうしてなかなかの出来栄えでした。
世界はどんどん変化しています。リコーダー演奏の可能性としては、あまりにも簡単なのに誰も気づかなかった演奏法をお伝え出来たかも知れません。
因みに、この方法論で私を育んでくれたのは少ない日本の友人と台湾、香港、韓国の方々です。
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