2020年11月4日水曜日

久しぶりの公演終了

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兵庫県民芸術劇場 アピカ(ホール)チャレンジ企画にて、ひっさしぶりのガチの古楽としての演奏をして参りました。大阪や京都などの遠方からのお客様に加え、お断りする程に問合せがあったそうです。準備席は満員でした。

長年こういう仕事をしているからか、事務方の方は以前に大学で私の授業を履修されていた、とか、実家に帰って何気に置いてあるチラシを観たら、やはり以前の授業受講生だった現教員の方など、、兵庫県の中央にある都市でも知って戴いていたりする年齢になったのかとも感じます。

アピカホールは音響抜群の古楽には非常に適したホールでバランスこそ難しいですが、残響や雰囲気のおかげで、血が騒ぎ、集中して演奏する事が可能でした。

(以降いつか動画をアップ予定です)




通常演奏しないバッハのソナタは自身が新鮮でしたし、ブレッサンとステインズビー・ジュニアという当時の名工の楽器を吹き分けみたりも致しました。バロックと言え、50年程違うと楽器も変わります。


コロナのおかげで練習にかまけそうになりつつも、真剣なリハーサルを重ね、ゆらし?を入れながら誰にも出来ない事をお届け出来たように思います。一時は音楽自体の継続に不安も湧きましたが、逆に、チケットが完売する、その控室で台湾のアパレルメーカーから以前に発売した音源のショーでの使用許可申請が来る、等々と、世界が何かを芸術に求め出した、とういうのも大げさながら、前向きに物事を考察出来る環境に戻って来たようにも思いました。


次の舞台は15日、豊中アクアホールでソロすが、これもほぼ暗譜している程には仕上げて挑もうかと思います。経験ですが、それなりに取り組めば、何かが伝わるのだ、と信じています。