京都市立芸術大学に誕生した「リコーダーアンサンブルクラブ」の第3回定期演奏会が行われました。これ、存外大変な事なのです。全て自主運営。一切の楽曲と楽器は私の提供、しかしそれはその価値がとてもあります。
今回は過去の弟子でもある現役のフルートの江戸先生、卒業生で最近レッスンに通い始めているファゴットの院を修了した高島君というリコーダー演奏に精通する先輩達の側面支援もあり、見事な演奏を繰り広げました。トップの引っぱりで音楽は変化します。
音楽に力を与える事が若過ぎる学生に、うまく融合して音楽を引っぱり、歌い、響かせて行けたのは高次元でした。
アヴェ・ベルム・コルプスでは涙を流されている聴衆の方も散見 |
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先般の文化庁と京都芸大でのセミナーから何だか京芸づいているのか、一般のお客様に加え、専任の先生方も複数名御拝聴下さいました。
何をするにもフレッシュで聴覚に異常に訓練を受けているいわば特殊訓練済みの集団ですが、まぁ一般には経験することは到底出来ない事柄が展開され、ことごとく成功したと思います。非常に珍しい集団。
何と言うか、いい具合に情熱のコントロールを出来る若者達のきびきびとした行動も、ある種ひとつのパフォーマンスと言えましょう。
終演後には2人の新しい部員もゲット。未来も楽しい事です。
何より、優秀な大学の学生が実際に動き始めているのですからリコーダーも未来がありそうです。
愛好家でもなくプロでもない、しかし耳に炊けた飛び抜けた若者の演奏をお届け出来ましたわけで、やり甲斐と達成感はありますが、逆に疲労が否めません。帰宅して鼻血が出ましたw
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