2019年7月4日木曜日

帰国、災難 E




帰国日は湿度と温度が高いためどこにも行かず、ホテルからタクシーでエアポートエクスプレスの九龍駅へ。そこで楽々シティチェックインを済ませて楽勝。ものの30分以内で空港に到着すれば同じフロアですぐにイミグレ。良く出来ている。

空港では手荷物検査は普通にあるが、何とイミグレーションが自動になっていた。パスポートをスキャンさせて顔認証で終了。では、入国した時の入国カードの控えはどうなるんだろうか。こういうところがわからないし解せない。(帰国後の現在も持っている)

ランチで行こうと思った空港制限枠内の飲茶の名店も大改装中で分からず、でも中華レストランに入ったら何か上手く動いていない感じ。飲み物は良いとして焼き飯が来てからの前菜で相方のは全然来ないという状態。
隣の人は搭乗時間が過ぎても来ず、メインをパッケージングして持ち帰る始末。所々残念なのが「らしい」と言えばらしい。そういえば地下鉄もエレベーターからの凄い階段だとかで残念だったりする。


**** ここら辺からおかしくなります *******

シルバー会員の特典で普通席の足元広々シートに加え、ビジネスラウンジの使用が出来て非常に快適に過ごしていたのだが、、、ゲートに向かうと、、、


南アフリカ航空や全日空を眺めて優雅に過ごすラウンジからの景色


帰国便が30分の遅延告知。ゲートも変更。それでもせっかちな人々がひたすら並んで待っている。使用機材が着いたばかりの状態で清掃や乗務員交代などがあるのに。(大型機材のターン・アラウンドに40分以上はかかる)

機内に乗客が乗り込んで機長から謝罪の後にまた謝罪。
なんでも、G20サミットのため、関西空港からの離陸許可を待っているそう。
(要は首脳らの飛行機が飛び時間にモロに当たったという事)

要は飛べない状態でかなり待機している。
70分遅れで一度プッシュバック始まったのにまたゲートに戻った。

アナウンスで「不運にも機体の整備に不具合です」と。どうなるんだろう。


現地時間16時35分発だが係員がコックピットに入ったきており、現在18時15分でも解決されていない。一度完全に停電したが、何がどうなのかを説明されずにいる。
今回は関空初も遅延で夜の到着が遅れた。途中のLCCは確実だったので、運が良いのか悪いのか。存外、大手の方が機材年齢が長いのでこういう事も起り得るが珍しい。

これを広いと言うのか?何も無い


上手い事大阪を抜け出したのだが一日早かった。外国にいたのでニュースはあまり見ていないが、主要とされる人物がどれだけ一般市民に迷惑をかけているのかが計り知れない。

何も決まらぬ会議をして集まるなら専用の独立島などですれば良いと思うがそうは誰も思わないわけだ。権力とはこうも人間の差別を生み、市民生活を苦しめるのかと思う。
気の毒に乗務員は遅れた分飲み物のサーブを始めた。

航空会社も遅延という経済損失リスクを負うだろう。私は到着空港での自家用車移動だが他の人はこの遅延で下手をすれば帰宅や移動が出来ないだろうと思う。タクシーも定期的なリムジンバスも無いわけで、ならば24時間電車を動かしているのだろうか。
何だか世知辛いというか、今年は何か少しおかしいのは確かだろう。
(去年の関空連絡橋から受難続き)

G20での待機と飛行整備不良のため、結局2時間も遅れて出発する。
3時間半のフライトとして、到着が午前0時前になるだろう。

キャビンは落ちつかない人や不具合の出たお爺さんやらブチキレたお婆さんやらで少し混乱している状態だ。クルーはアンガーマネージメントにたけており1分で落ちつかせていた。




到着が23時15分。イミグレや税関を経て駐車場に23時55分。私らは良い。
タクシーが機能しておりません。大阪駅行きの終電は23時33分です。詳細は地上係員にお聞き下さい、と冷たい感じ。間に合わんよ。

400人程は搭乗していると思うが、皆さん一体どうするのだろう。
とにかくG20による影響で閑散とした空港と阪神高速を通り午前1時頃に帰宅出来た。

たかが香港と大阪間で14時間はえぐい。
少々参ったが明日から通常ルーティンに戻る。