2018年9月22日土曜日

リサイタル完了



公開処刑とは言い過ぎかもしれませんけど、リサイタルというのは地獄のような訓練をしてストイックに命がけで慣行するもので、今年は後から戴いた演奏会への出演と関空事故などのために大いに翻弄されつつ、しかし、先程無事に完了しました。



イタリアバロックの音楽は、そのメロディの美しさは勿論ですが、表現が多様でなければなりません。通奏低音にあれやこれやとしてもらい、楽しい時間を作っていきました。
当時の欧州では当たり前のフォーメーションです。




経験豊富なメンバーが集結してくれたおかげで半年に及ぶリハーサルをし、いかに「合わせない」事を訓練して?、音楽作品の魅力を当日に最大限に引き出すか作戦!がうまく出来たでしょうか、多分こんな演奏は再現出来ないような、ある意味、狙い通りの舞台になりました。

作品を知る方は、そうくるか、
新鮮な方は、ほぉ〜、と思って頂けたかと。




絶好調の通奏低音軍団が抜群にリコーダーを生かしてくれました。

ワタクシも気付けばジジイの域。
近日弟子入りして来る予定でお手伝いのひとりである男子大学院生のお父様と同い年だと判明、、、。
体力はこの道30年以上で大丈夫な気はしますが、情緒とメンタルがどこまでストイックに維持出来るかが問題ですね。


聴いて下さる方々に支えられている事にあらためて感謝です。
今回への関係者諸氏にも感謝申し上げます。