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そういえば私は美食家ではありませんし、このブログでもあまりそれをテーマにした記憶がありません。好き嫌いに意見する事自体が好きではないためかも知れません。
そばアレルギーの人がいたとして、このお蕎麦は美味しいのに損ですねぇなどと言った日には思いやりに欠く人間にも思えますし、美味しいという前提の物にこちらの主観で苦言を呈すと、ろくでなしな感じになるのも日本人の独特な世界観です。
結局は純日本人で、美味しいお米と新鮮な漬け物だけで満足なのは確かでして、勿論美味しいパンなどもわかりますが、さ程興味がないのかも、と思います。
そんな中、大阪は西区にある和食のお店を教えて頂いてその第2回目来店を決行。
琵琶湖の稚鮎の天ぷらにやられた次第です。まぁ清潔、禁煙、音響無し。お客さんも全員静かで大満足。
お人柄な大将のプロ意識にもうっとりしました。プロってそうですよね。
酸素豊富なビニールの水の中に泳ぐ稚鮎に衣をつけ、(残酷なまでに)油に入れると泳ごうとするために、ヒレが開くのだそうで、出て来るプレートはほとんど芸術品です。
もう50代前半も終わりかけですが、ようやく見つかった日本料理店。
しばらく通うと思います。さすが大阪!
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