2017年9月29日金曜日

リコーダーフェア 三木楽器



最近、心斎橋は三木楽器さんからお声がけを頂きます恒例のリコーダーフェアが開催されるようで、その期間の21の土曜午後に選定助言者の依頼を頂きました。午後に会場に在中致します。

と、同時に再びガナッシュリコーダーアンサンブルの開成館で演奏会の宣伝も掲載して頂いたのですが、メンバーがそれぞれにファンの方に支えられており素晴らしいことに多くの方々にご予約を戴いている状態です。
基本的にはグループでは自主公演はしませんのでとてもありがたい事です。





2017年9月21日木曜日

日帰りで名古屋へ



自宅のある兵庫県西宮市には兵庫県の芸術文化センターなど文化施設が多く、やれウィーンフィルやベルリンフィルは来るものの、古楽分野で勉強、刺激になる外タレコンサートに出会う事は滅多にありません。多分、たまたまそうなのだと思います。

で、名古屋の電気文化会館コンサートホールまで出掛けました。施設の古さは否まないものの、綺麗でリサイタルに丁度良い空間。これが実に羨ましい。要するに完全に音楽に集中出来る訳です。




車で実際的にドアtoドアで2時間半ですので日帰りが可能。
ファビオ・ビオンディはいつも東京、名古屋止まりなのです。
以前はお隣の「しらかわホール」で彼とその楽団を聴きに出掛けました。

昼過ぎに出掛けて名古屋らしい喫茶店でサンドウィッチとコーヒー。
栄の辺りをうろうろ。
知らない人ばかりで挨拶無用の名古屋にて、じっくり特別な時間に浸って来ました。

多いに刺激的でした。






おとこぐみ



もう長いのですが、大阪はアンリュウリコーダーギャラリーが行っておられるリコーダー教室にて初めて男女比率が同等になりました。リコーダーでは珍しいかもしれません。
即ち男性が5人となる珍しい事象が現実になったのです。大抵は女性の集団なのですが。

という事で記念写真を撮影。




皆さん熱すぎず明晰でうさん臭さは微塵も無くいつもクールに淡々と受講されている紳士の方々です。



2017年9月18日月曜日

私学後期始業




後期の授業が、「総務省が休め」という祝日に「文科省がやれ」と言うために私学が始業しました。これにほとんどの学生が真面目に出講して来ます。主席をばっちりとります。

「慣れ」とは恐ろしいもので「憲法」に堂々と違反し、「敬老をするな」という文科省のシュールな命令に慣れてしまいました。
仕事に向かう道すがら、小学生が法を守って休日然と遊んでいる事が逆に不思議な程です。彼らに敬老は任せます。


慣れや違反以上に、後期始業をいきなり休む学生の勇気には敬服。
だって後期授業のガイダンスで非常に大事な事項を話すのですから。
こういう学生さんは一体法的には正しいのか倫理的にはそうでないのか。


ねじれに疑問をもたず、いよいよ大変な時代になっていく瞬間に携わっている感です。
日清、日露、太平洋戦争に向かった全体主義傾向にある血の思想が少々怖くもあります。




2017年9月15日金曜日

2017大阪クラシック 終了




とても嬉しかったのですけど、ブラボーから凄い拍手からおよそ普段の演奏会では考えられない大人数の聴衆の皆様に感動。何だか素晴らしい時間をそこにいる全員で共有出来た事は私の演奏人生でも大きいものになりました。

魅力的なメンバーや事務局の計らいなどもあるでしょうが、多くの公演の中、リコーダーの協奏曲を聴きにそれほど多くのお客様にいらして戴い事が凄いと思いました。


メインは没後250年のテレマンのヴィルティオーゾ協奏曲作品。
アンコールでバッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディをお届けしました。


孤独で単調な練習を乗り越えるとその先に感動があるので頑張れるのかと思います。
もう数年、テクニックを更に磨こうと思いました。


3年になる大阪フィルに在籍するストリングスメンバーの皆さん


2017年9月14日木曜日

研究成果



まもなく大阪の中之島は中央公会堂でイベント「大阪クラシック第53回公演」に出演します。
先般、島之内で行ったリサイタルでも披露したのですが、再び練習やら研究していてハ長調の冒頭の演奏法(形態)に気付きました。





どう考えても聴こえようがない「ドレミファソ」がリコーダーパートに書かれており、しかもそれは冒頭の数小節のみ。それ以降は弦楽と通奏低音により前奏としてのメロディーが続き、満を持してオクターブ上の高音域の「ドレミファソ」が出て来ます。

要するに、聴衆に背を向けて「指揮、合図」をしていた痕跡では無いかと。
先般、背面にアンサンブルを抱えて三拍子の(自分にはない)一音目の合図をどうしたものかと感じてはいたのですが、これで合点がいきました。

例えば、ヴィヴァルディの四季等でのプリンシパル・ヴァイオリンにも適用出来ます。

あと、友人とのアレンジですが、バッハはBWM731に適しているのはバロックリコーダーではなく、ルネサンスのソプラノでした。時代考証的には考察しにくいものの現代のお祭りには音響が的確です。おそらく非常に合うと思います、



以上を明日の17時から。

2017年9月11日月曜日

ダンケルク



来週から大学授業の後期開始。秋の本番シーズンだけに怒涛の日々が予想されます。

休暇最後の月曜に生まれて始めて二週続けてで、戦争映画を観て来ました。
イギリスでは有名なフランス海岸、ダンケルクからの勇気ある撤退がテーマ。







イギリスに居住歴があるので、ドーバー海峡からの距離感などがわかっていて気持ちが入って行きました。画面は散らばるものの秀作だと感じました。(銃撃や機銃、爆発音で耳が変になりますけど、、、)




映画の中で、市民の老父漁師が命懸けでフランス海岸へ救出に向かう折、引き返そうと提案する乗員に対して、

「我々世代の起こした負の遺産を若者が背負っているのに放っておけるか!」


日本人には無いイギリス紳士らしい言葉でした。
負の遺産だらけ、、、、、





2017年9月9日土曜日

夏休み旅行




去年の夏休み沖縄旅行で駐車場混雑やら空港ターミナル混雑やらでフィジカルに懲りたのもあり、人の多い8月はとにかく家か仕事かに限定して今年は移動は一切しなかった。

で、9月のこの週末付近に車で自宅から3時間弱の岡山と鳥取にまたがる辺りの蒜山高原と大山の麓は愛犬と泊まれるコテージに。(去年も来ました)

気温は24度以下で快晴、湿度も低いためとても快適。
まずは夏こそのスキー場で愛犬と戯れる。牧畜犬の本能か表情が変わり走り回って可愛い事だ。




メリーも走り廻ってヘトヘトな表情も。





ジャージー牧場や何何の丘など人の少ない快適な場所を巡り、Wi-Fi環境はあるしキッチンに食器に何でもそろうにログコテージに宿泊。
ちと狭いが寒いくらいの高原の環境は来るコンサートへの鋭気を養うのにも良い。



牛の後ろは尻なり



2017年9月5日火曜日

パンク被害



我が家の第2営業車がパンクしていることに乗る前に気付いた。
幸い第一営業車は休日で使用できるので身内はそれで出かけたのだった。

私はリハを自宅で、だったので基本は在宅。
で、営業所に電話して(購入時の)担当の人を、と伝えると、あいにく辞めました、と。ハガキの一枚くらいくれたら良いのにね~しかしよく「辞める」営業マンが多い気がする。第1営業車の担当の人ももう不在なのだ。


で、超クール、しかし敏速な人に対応される。感情、営業トークは一切なし。
早速、エマージェンシー・センターからレッカーを手配し、営業所に運んで、みます。

現在の車はスペア・タイヤを積んでいないのでえらくたいそうな事。
下手に修理材を入れるのも怖いし。



しかし1時間もしないうちに引取りに来てくれて3時間ほどで直しました、と電話。
なんでも、ネジが溝に埋まって空気が漏れたよう、とのこと。うちの前が建築ラッシュなせいだな~と。穴を埋め固めたとの事。
建築側さん、医者の手術後の如く釘一本ネジ一本確認してくれないものか。



さて、雨の中、寂しく45分歩いて車を引取りに行った。非情に不便な事です。
ただ、高級な喫茶店のようにおねいさんが美味しい飲み物を出してくれて、引き取りに加えて修理費用は=3400円!

美味しいアイスコーヒーと安い修繕費で少し癒されたものの、規制緩和も考えものと感じた次第。

2017年9月4日月曜日

謎の指示



ギスギスしそうなハナシを後ほど。

珍しくお稽古の後に映画を鑑賞しようと梅田に移動。
議員の税金無駄遣いなど平和ボケも度が過ぎると戒めになる映画は良いと思う。





お洒落な梅田イーマなるビルは良かったが、如何せんシアターにある7階の環境が狭小。
しかも日曜。で、


横の第4ビルの地下などは玉石混淆感があって楽しいので時間を潰していた。
その折にどうやらスマホを手洗いに置き忘れたか落としてしまった。←すでに映画の劇場に入り、映画開始直前に気付いた。


さて、映画の心理描写や結末に憮然と不機嫌になりつつも、ガラケーで家に電話しスマホの(比較的少ない)営業所を探してもらう。この点、スマホは便利な器具と思う。

JRで帰宅予定もとにかく回線を停止してもらうために阪急の梅田にまで足早に向かった。
ここから不思議な物語が始まる。



停止して欲しい→ここでは出来ません、心斎橋営業所かセンターに電話して下さい。
あっセンターの営業は18時までですね、早く電話して下さいね! = はぁ〜あんたは何もしてくれないの?


むかついたので、まぁ通信専用SIMだし一晩放置しておいた。

翌朝、センターに電話した→あぁ、それなら当社のサイトでお願いします=えぇぇ〜!!
せめてPCで誘導して下さい、お願いしますぅ(卑下、屈辱、意味不明)



売るだけの商売屋など「こころ」が無い。必ず破綻するからなっ!=とつぶやいた。
回線停止、SIM再発行で3千円(税抜き)で相手は儲かり、一応物語は終了です。









2017年9月2日土曜日

リハ



今日は「大阪クラシック」第53公演のリハーサルを大阪は大フィル会館にて致しました。
H.I.Pでのピリオド楽器的な奏法、音響を作れる数年来のいつものメンバーでサクサクと進行。
本番が楽しみです。

今月14日(木)大阪中央公会堂にて17時開演ですので是非お越しになって下さいませ。
リコーダーで協奏曲の本番というのも現在ではレアかと思います。


基本メンバーはもう三年目で相互理解が非常に早くてサクサクです



さすがに大阪フィルにもなると、チェンバロはフランスのフォン ナーゲルの楽器が用意されます。




リハにも関わらず調律師の方が付き添うあたりがゴージャスでした。

2017年9月1日金曜日

合宿 京芸リコーダーアンサンブルクラブ




音楽学部や音楽ではスポーツ同様「合宿」をして親交や音楽を深めてゆく常がある。
学生時代に行った岐阜県の奥飛騨などはその縁があって未だにたまに泊まりに行ったり。

さて、先日、京都市立芸大の音楽学部に出来た「京芸リコーダーアンサンブル」。
これの夏合宿を行った。学生も適材適所よく動き全てがスムーズ。当然、専門用語が飛び交い非常に楽である。ファゴット専攻のバスリコーダーなどはプロレベル。

で、昔と違い学生がバイトや特別講義やと忙しいらしく、遠方は提案せず大阪にて日帰りでと提案した次第。

そのかわり、ランチからほぼ終電までというプラン。

学部でそれぞれが様々な楽器のプロの若手奏者のようなものだから、一旦集中すると2時間は没頭する。下野達也先生(名指揮者で本年度から教授)が丁度同じ楽曲を先般大学オケで指導されたそうで、こちらは逆に様々な情報を得たり出来るお得な時間にもなった。


若い若い


打ち上げは、全員が生ビールという珍しい若者集団。事の運びがとにかくスムーズなのが良い。さすがに関西随一の学部で先生の教育も授業も私以外は厳しいとみた。


少なくとも古楽に興味をもち、リコーダーを敢えてクラブで吹いて合宿をしようというのだから、未来は少し明るい気もする。