2016年5月28日土曜日

本物は映画のよう




久しぶりの休日を得て、徹底して身体を休めるために在宅。
教材を揃えたり準備したりする他はひたすらゆったりとテレビを観ていた。

速報で羽田空港C滑走路での大韓航空のエンジン爆発、予定通りのオバマ大統領の広島訪問など濃い内容。都知事の件はアホらしくて勉強の出来る馬鹿の存在を明瞭にした感。一方のオバマさんの目や表情には強さと優しさや自信を感じる。今回、実現させたあべさんやきしださん、ケネディ大使も良い仕事をしたのではないですか?

韓国のエアラインは昔から少々事故が多い気がするが、離陸直前の事で何よりとは思う。しかし、爆音がハッキリ聴こえた筈なので当事者はさぞ怖かっただろう。いつも国際線に乗る予定が近い時に航空機事故が起こるので妙な宿命だが、エアライン全社が総点検を行うだろうから安全なのだろう。


夕方、岩国からマリーンワン二機と4機のプレイ機で広島に向かう大統領。
広島のヘリポートからの平和公園へのアメリカの車列映像に圧倒される。
映画のようだが、映画が本物のようなのだ。


30年以上前の中高時代を長崎で育った事で今は阪神地区に住むものの「原爆」に対する教育を受けたので感慨深い行事に思えた。因みに長崎大学医学部には「原研内科」があり、苦しむ多くの人に対し、研究、診療、病棟がある。
いずれにせよ71年も時間が経ち、12代の大領領を経てのようやくの直視について、恨み節よりは非常に冷静なスタンスの高齢者が多いのは日本人らしくもあり、かつ時代の変化でもあるのかと。

長崎の原爆資料館、沖縄のひめゆりの塔の平和祈願資料館には行きましたが、これほどまでに「市民を巻き込む」戦争史を作り出した時代を理解し難いと感じます。
いつの時代も慢心的な権力と教育が歪むとわかりやすい妙な愚行が歴史になると思います。多方面に於いて少し謙虚に考察して未来に向かっていけないものなのでしょうか。

因みに都知事のニュースが下衆であまりに下らないものの、即ち権力を選ぶ者への教養を高める事も市民レベルで同時に必要かと。散々な目に合う事象の典型なのではないかと感じます。