2015年1月5日月曜日

またまたマタイ




去年、マタイ受難曲に深く携わった結果、探究心に火がついたか何だか、わざわざ先日亡くなった
フランス・ブリュッヘンと18世紀オケによるCDの中古版を探し出して購入。(抜粋版は存在。)
妄信的信者では無いのでベートーヴェンはあれど(これも凄いですが←)バッハは存外持ち合わせていませんでした。


全曲盤は絶版になっており入手が高額になるため難儀していたところに、正月にそこそこの価格で
入手に成功した次第。実はマタイにそれほど興味があったわけではありません。ヨハネやクリオラの方が音楽的に統一感があると思っていました主観的に今までは。


まぁ、やはり細部に渡って高いクオリティと妥協の無い内容に心酔。
音楽は散らかしてはいけませんね。奇をてらうことなく丁寧で意味を感じます。


この人が残した音楽芸術はやはり凡人の到達出来ない次元にあります。
指揮自体は下手だったものの、徹底した音楽の作り込みには普通の指揮者や組合オケには
到達出来ない領域でしょうか。例外にカルロス・クライバーのタクトを除いては、ですが。


96年のライブ録音ですが、早々にクオリティの高さに脱毛です♫


現代では高価過ぎる価格も中古良品で半額以下・・・w