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楽しいといえば楽しく、寂寥感は否めないものの、時間的に非常に楽な季節に入りました。
要するに学校の学期が完全終了し、アルバイト教員月間に二ヶ月の平穏が訪れるわけです。
器楽合奏を7コマ、教材研究という講義を1コマ、音楽学実習(古楽)なる講義演習を1コマ、私学ならではの非開講という愚策にも2コマ巻き込まれました。
半端ない準備と授業運営に24年目と言えど、真面目さが祟り、睡眠や体力の無さ、無意味な授業回数の増加に悩む多くの苦悩は否めず、それだけにここ二ヶ月は平和になります。
逆に学生がリコーダーをエンジョイする姿は非常に高いモチベーションとなり、彼らには感謝しなければなりません。それほど楽しい楽器だとは思わないのですが、プロとしては・・・。素敵なパワーに支えられます。
さて、先日たまたまですが、竹山氏の取材をされている建築の権威ある雑誌の場に、それも
オランダ在住の斎藤氏と共に居合わせ、偶然にも時間が空いたので、製作サイドに加え、演奏家サイドとしてお話しを、と非常にクレバーな若い女性記者の取材を受けました。
私などはさておき、現代の二大巨匠が同時に居合わせる時に取材が出来るあなたが、むしろ
奇跡でしょう、と申し上げたものです。
先般、非常に丁寧なゲラをお送り頂いて、訂正項目などのチェックをしたのですが、
不詳わたくしの言動も存分に取り上げて頂き、その文面の美しさや記事構成の品格には
唸らされました。
http://www2.ksknet.co.jp/book/jk/
近日、確認を取ってから、完成した文面をアップしたいものですが、
音楽系雑誌の文章力の低さ、見聞力表現の品格は、その美しさにはおよそかなっていません。
まさかの建築系の季刊誌ですが、拡張の高さにはただただ脱帽した、というハナシです。
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