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あいも変わらず快晴で、しかも少し暑くなってきた。
先月と今月の間に台風が二回通り過ぎたそうなので非科学的「晴男子」ということは出来るかも。
昨夜は終演後に魚料理屋屋に移動、宴会。
で、午前様になり、気に入って頂いている会社の社長?に
バンバンビールを継がれ、今日は人生で3回目の二日酔い状態となった。
アホで後悔をしています。
幸い、演奏の仕事は終了しているし、そもそも、ならばそうはなってはおらぬ。
今日は共演した最若手のヤオ・ティンくんの父君が誘って下さっている。
なぜか気に入って頂いているものの、私を58歳!!だと思っていたそうだ。
いや~「貫禄」とは恐ろしいものだw。もう少し「ちゃらけ」ようかと思うくらいだ。
でも、メルセデスのEクラスで結構なのだ。このマシンでのドライブは快適である。
日本車が追いつけないドイツの何かが確実にあるが、何だろう。
さて、その前にだが、午前に愛弟子の木戸さんを送り出した。
勉強熱心なお弟子さんには物凄く助けられる。特に賢者にはだ。
こちら(台湾)側のお弟子がなぜかのんびりしているから、日本側が
せっせと用意をしたり、確認したりと、お国柄か、緊張感に相当に相違があると感じた。
お弟子の育て方のベクトルが異なるせいかとも思うが、おかげで私は彼女に色々と助けられたし、
日本が誇れる優秀さはこちら側の人間も理解したことだろう。舞台そでは真っ暗。
昨日のホールなどは舞台脇にホール側のスタッフがいなかったりする。
故に照明は落ちない、入場の扉は開かない・・・
最高なのはスタンウェイのフルコンの移動機を取り忘れていたことか。
これを開演の直前い私がやったのだったw
いずれにせよ、日本人の次世代リコーダー奏者、という認識とフレンドシップが
お弟子に完成したのは良かった。おかげで台湾では既に彼女までが有名である。
さて、午前は、
226事件に関連した施設公演を散策。
戻って地下にもぐるも、ほとんどは11時からの開店でしかも冷房の効きが悪い。
不本意な二日酔いなので、軽食のサンドウィッチとアイスティなどでランチを誤魔化し、
部屋で休む。15時に待ち合わせなのだ。
しかし、さすがに過労気味である。しかも、またホームシックでもある。
この夏は合計15泊の台北・・・もう飽きているのだ。
で、
自分の演奏は良しとして、失礼ながらテクニカルではない奏者が共演者にいると
4倍程の気を遣わなくてはならないために、集中力を保つのに実は大変なのである。
しかし、その人あってこその動員ではあるし、存外プロデュース能力、権力に長けているので
ここはこちらが大人にならねばならない。客観的にみれば草分けはもう情報と技術が古い。
非常な失礼を承知で言えば、わたしの長年の蓄積とロジック、そして仲間に学んできた
ジャズ音楽を、私の前に別枠で演奏されるなどの設定は(←敬語)は良いが、結果としては
私の引き立て役になってしまうという思考などはないものなのか。
相当アンタッチャブルな点だが・・・。
これ以上はよそう。
譜面に書かれたジャズ風のアレンジものと、実際的な経験からくる即興技術は根本が全く異なる。
これは、ピアノに当てはめれば、あまりにも誰にもわかりやすい。
またまた、閑話休題であるが、
全てが良き「勉強」になったことは深く感謝しなければならない事実だろう。
チャンスとは考えていないが、確実な自分の経験にはなったとは思うからだ。
おそらく非常に有名になってしまった。だからどうなのだ、か。
売り込んでくる日本人には閉口していて、皆厚かましい、との感想。
自分を売りたい方たちは、心しておいた方が良いかもしれない。
大阪以外。要は節操らしい。
自己アイデンティティを確立した音大卒業、留学経験、英語の喋りが最低条件らしい。
そりゃそうだろう。
で、また、これが、なんら実績にならぬもはや全然な日本で、帰国したらそれほど
モチベーションの高くない組織の授業が始まる。
うじうじ言わず、先の11月に行われるアジア・リコーダーフェスティバル大阪の公演と
12月の香港公演に向けて、ひたすら笛と語学の鍛錬をしなければならないだろう。
語学はまだ足りない。
で、
結局、ベンツEクラスで永康街(ヨォン・カン・ジェ)という台湾の原点とされる町で素敵な
ティータイムを。私は東頂烏龍茶を。
ここでは、せっかくなので話に少し踏み込んでみた。
要するに政治と経済、中国本土との関係についてだ。
なぜ、中国国民党の馬英久さんが選ばれたかの理由。。
その中国寄り?の影響と経済と台湾流入。未来など。
台湾人のアイデンティティについても興味深いので聞く。
その後、は中山にあるアンバサダー・ホテル最上階の高級店へとお招きを戴く。
ここでは、高級をひたすら味わった・・・。
北京ダックなぞ平生食するか!美味しいのだろうと思う感じで美味しかった。
台湾式の大鍋に入った米粉もダシが効いていて疲れている日本人にはやさしい。
ここまで滞在していると、近隣の道が理解出来るため、お送りを遠慮をし、トボトボと
涼しい中、歩いてホテルに戻った。
疲労困憊であるので、これから睡眠に努力しようと思う。
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