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文化庁令和3年度文化芸術創造拠点形成事業市民セミナー未来応援対象事業の講師をして来ました。日本で小学生から大人までが受講可能なリコーダーセミナーは稀有かと思います。
3時間立ったままで歴史や構造、楽器の扱い方、基本、演奏、合奏までを行います。
接種後一週間で少し食欲が無いままでしたが、待ち受ける受講者と、支えて展開、準備、手伝い下さる皆さんのおかげで無事に完了しました。
受講生は応募して来られた対象者。お母さんと小学生で共に吹かれているカップルが2組も。また、ご見学のお母さんも2組。大人の方もおられました。感染対策も万全。
音楽セミナーで器楽を取り合える場合に難しさは楽器の準備ですが、リコーダーはまず皆さんマイ楽器ですので合理的かと思います。
最近の傾向ですが、当方の実力、話術が劣って来たのか、たいていは驚いて楽しい声を上げてくれていた楽器紹介等では静かな反応。コロナの措置で確かに間隔が開いているので共感を確信出来ないのでしょうが、そう言えば先般の学校公演では曲終わりで拍手が割愛されて驚愕したものでした。
スマホやゲームが原因かどうかは知りませんが、個々には(受講する位なので)吹ける人はいるのですが、確実に「共感力」を失っていく子供たちが現実に存在します。お偉い方々はこのような現場の実情を知って頂き、改革をして頂きたく思います。
逆に、お世話下さった会館側の大人の方々は一昔のぶっきらぼう感は無く、非常に協力的でした。これは最近良くなった事象です。
因みに、爆発感染中、県境を跨ぐような恐ろしく無責任な不用意な事はしておりません。
兵庫県内です。
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