私の加齢なのか因果なのか、このところうっかりミスが続きます。
新春は教員業が、しかも内容の異なる三つの授業の説明や配布が大変なのです。
器楽合奏、音楽学実習(バロック)、指導演習(初等教育実習)等々。
バロックの演奏家とはほぼ無縁な世界。
で、例えば、ある授業の用意をしていたのに当日テンパって車のトランクに忘れる始末。
それを忘れている始末。
日曜は大阪で個人やグループのお稽古、月曜は音楽大学、火曜は神戸の教室と大移動で奈良に近い柏原の大阪教育大学、水曜は京都芸大へ。
これで移動や用意、現場の実際でパニックかつ死に体となるわけです。
今日は教育大。先般提出を失念した書類を提出。
遅れて申し訳ない旨を伝えたら、事務の方が丁寧に対応。
移動して教員の出講証明に押印。
車で待機してから授業に行くと、先程の事務の女性が教室の前に、
「先生、先程の書類の押印をお願いします」
「あっ、わざわざここまですみません、、、」
「いえ、それと今日の押印が明日の日付になっていますのでもう一度今日に」
「すっ、すみません、ドジというか、申し訳ありません」
「いえいえ」
「お手数をおかけしてしまって恐縮です」
「いえ、では授業をよろしくお願い致します」
「はいっ」
やってもうた、、あぁあぁ何一つ出来ない自分はなんなのだ!
しかし、こういう対応をしてくれる組織と人材は、今や貴重なのだと思います。
最終、組織としてではなく、「人」としてどうか、ですね。
自動車操業で毎日が異なる場所へ移動、5年少しで今日8万キロを超えました。(自動カメラで撮影) |
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