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詳細は避けるものの、台湾では教える方も習う方もリコーダーには非常に熱心で衰退産業とは言えないと感じる。日本国内では考えられない出来事に遭遇する事も多い。
今日等はいわゆるお金持ちの幼稚園、小、中学一環教育の中学に招かれたのだが、通常業務の後に先生に聞いて貰いたいので今度コンクールで吹く曲を吹いても良いですか?という中学生の女子。喜んで。そこで披露されたのはバロックの協奏曲であったのだから驚く。
取材のため後に移動した台中の小学校教員の先生によれば、沢山の若者が海外から帰国し、演奏や指導を機会を得て子供の前に出現する環境が功を奏している、とのこと。
なるほど、リコーダーで早いパッセージがカッコいいと思えたりするようで、近年で出会った高校生以下の少年少女は数えきれない。やはり異国。しかし、学校教育システムは日本を見習っている旨であった。
ノーベル賞を取る先生方の勤務する日本の大学システムが毎年崩壊してゆく未来の薄い我が国を見習わないで戴きたいと自虐にもなる。
こちらの友人と来春のフェスについてこんを詰めて話し合い、その後台中で暖かい歓迎を受けた。日本ではあまり無いパーティでへろへろである。日本語を喋る人が多いのは感激するが、こちらの日本語が下手になるのは面白い。
わたし〜ここわ〜なんかいもぉ、来ましたのですぅ
のようにモノマネになるのであった。
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