2014年12月21日日曜日

普天間




牧志からその横に最近誕生した「さいおんスクエア」の書店で沖縄の抱える米軍基地の
専門書を購入。その内容は秀逸だけに、センシティブな問題が現実的に感じる。

そのビルにある琉球豚のアグーしゃぶしゃぶが晩ご飯。脂身の割にあっさりしており、しめに
沖縄そばを入れるのも良かったです。

この頃から雨が降り出す。
ホテルの部屋の狭さ(但し上質)に辟易。しかし、湿度は高く、気温は暖かく、身体は暑いと感じる。





翌日は雨。
レンタカーを借りて一路南に向かう。

相当な確率で「軽自動車」指定はランクアップされて1300ccのデミオが価格そのままで。


最近完成した「うみそら」トンネルを市内から抜けると空港を通るバイパスとなる。
長瀬島交差点のそこそこの渋滞を抜けて毎回のルーティンで南へドライヴ。

雨だが海は美しい。

南城市の高台にあるカフェでランチ。とにかく人気があるかもしれないので
電話予約をする。やはり窓際の最後のテーブルがご予約席となり良かった。
しかし、んん、味はもう一つであったw。


そこから件の書籍から調べた宜野湾市の「嘉数高台(かかず)展望台」へ向かい、
普天間基地を眺める。
住宅地の真ん中に位置する世界一危険な飛行場(軍用)。

その通りであり、怖い。




データでは52機の軍用機が配備されているそうだが、両端に複数のオスプレイが一目瞭然。

元々この展望台は日本軍の高台要塞化で本土防衛の最前線にされ、住民を巻き込んだ最悪の
地上戦が行われた場所との事。島根や京都の部隊に慰霊碑等があり、思わず手を合わせました。

本土で聞く情報との現実のギャップは相当なものだと感じた。
マストスポットとも言えようか。




その後、その宜野湾市の大渋滞に巻き込まれ北谷町は美浜のホテルを目指す。
渋滞途中の「国道まで歩くと5分、車で10分」という看板には笑ってしまう。

その後、アメリカン・ビレッジにて散策。
シネマ・コンプレックスにて夜上映の「フューリー」を鑑賞。
通常の仕事漬けの毎日では、わざわざ映画等にはいかないので旅の勢いが面白い。
前回も「ローン・サバイバー」という映画を那覇で鑑賞したものだ。

席は1700円でなんと自由席!



帰り途中の沖縄料理屋で晩ご飯を済ました。


ホテルは価格の割には広く、景色も悪くない。清潔感も十分。
スタンダードツインでは広い部類に入るので空間的で満足。
ただ、日本人宿泊客がほとんどいません・・・。