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自律神経が崩壊しそうな愉快では無いことが連続(魑魅魍魎)するこの夏、しかも暑い上に、逝去した義理母の書類関連で身内が駆けずり回っている。一般的に誠に終活を行わない高齢者に次の世代(なぜか子供連全員が動かないのは謎)の誰かに皺寄せがくる理不尽極まりない。
そもそもなぜ自分が逝去すると思わないのか理解できないし、家を片付けないし、人に迷惑をかけるな、と教えておいてその本人はこうなのか、と。なるほど「葬式」と「片付け」業者の広告が増加するわけだ。日本も先人の経験を活かせない国民に成り下がった。私は進んで就活を行うタイプだから全くもって理解不能。
心が疲弊し、気が狂いそうなので、「那覇」に飛ぶことにした。自分の時間が無さすぎるのだった。頭と心が休まらない。高齢者を敬わない人間が多すぎる。私は祖父母の下のケアまでしたのだ。世の中、「薄情な者」が多い。生まれてから子供の頃に可愛がってもらったはずなのに、嘘や忙しがって逃げることこの上ない。食事すら逃げる。不幸なこと。
自身は気が狂いそうになると、ヘルペスや神経が失調し、誠に誰も助けてはくれないので、生命維持活動とも言える。それだけやることが我々夫婦にのしかかる。自分の時間が無料で奪われる。
ちなみに飛ぶのは私だけで、我々夫婦の言い争いにまで発展してしまうのは、全てストレスのせい。未だに印鑑、電話、書類、領収書、担当が変わる、医者の話を聞く、ケアマネに電話する、など、枚挙にいとまが無い毎日であり誠に私たちの時間が奪われ、他の誰もそれをしてくれない。見事にしようとしない。そこに罪悪感、背徳感すら無いのはもう天才なのかもしれない。しかもこちらにギャランティも出ないので、専門家にこう言う場合のギャランティを聞くことにした。国はこれを知っているのか。
日航系列はグレードアップされました |
さて、那覇というのは日常を忘れるには程よく都合の良いところで、もう数え切れないほど行っている。伊丹から2時間。しかも、昔の幽霊弟子が公立大学の専任になったのは嬉しい。彼が車に乗せてくれて食事に同行してくれる。その彼も親の1人を亡くしたばかりで、それこそ話が合う。自分が走り回る役だそうだ。若いので羨ましいが、事ほどさように誰も動かないようだ。
さて、よく誤解されるが、こう言う旅行にお金はかからない。投資にも似ていて、ベースとして航空系カードを所有し、生活で貯める。ある程度貯まると使う。適度に使うのがポイント。溜め過ぎると使い方が難しくなる。ホテルも以前の欧州で使ったサイトに勝手にポイントが溜まっていたので、それを使う、しかも無料会員のホテルでは、ほぼグレードアップしてれるので一番安い価格を狙って予約すればOK。簡単にツインになり、朝刊が入る。
とにかく特典航空券で行けば無料、しかもこう言う陰々鬱々する時は「ファーストクラス」を利用する。マイルの概念を知る人は「さすが」と言ってくれる。ラウンジもビジネスマンの桜ラウンジではなく、ファーストクラスラウンジを利用できるため、エセVIP気分を味わえ、気分転換には良い。金持ちが乗るのではなく、金持ちになるために乗る、と言う思考もある。
那覇では、同じく母君を亡くした先生とお互いの愚痴を時間いっぱい言い合う。これが徒弟のいい所だ。
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