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ふとコロナ禍で良かった事、を考察してみた。
一つは間違いなく京都、奈良の観光、拝観を済ませておいた事。現在はほぼ外国化して異常。そこにいると逆に浮く。また、西国33所も満願し、私は「先達」である。履歴書にも書けるそうで、色々お教え出来ます。
もう一つは「投資」。当時は仕事が無いのでひたすら本を読んで線を引いて勉強をした。集中力は音楽家ならではで、一気に概念を知る事となり、今までの普通預金や貯金の馬鹿らしさを悔いた。せっかく資本主義で自由な国に生まれながら、謎に先人が教えてくれない事こそが投資だと感じた。お金の話を下品と言う時代はかなり昔に終わっている事に気づくべきだった。
貧困化が進む我が国では数学や物理等は生活では役に立たないので教育で投資を教えるべきだ。そもそも働いて儲けるなど身体がついていかなくなり、税金も取られるまま。インバウンドとは無縁に大学講師や演奏の金額は上がらないのでモチベーションは上がらない。日本人が真面目なのは良いが、多幸感と言うとどうだか。米国のありがちなアルバイトが時給3千円を超えたと聞いている。
投資ではコロナで明白に落ち込んだ企業を狙うと、回復した現在、少し良い経験をする事になる。食わず嫌いは良くない、と、つくづく思ったし、結局はやはり米国の投信が強いと感じる。それも円安の要因になってしまっているようだが、企業は輸出で儲かり、法人税が政治に入るので現在は政治家にとっては良い時代だと毎日感じる。今回の都知事選で都の「民度」が理解出来て関西で良かったとも思った。
また、お金を持って天国には行けない訳で、還暦も過ぎれば使うコトも意識するようになる。「いずれ」などは嘲笑の的であり、「今でしょ」とは言い得て妙。いざという時は「阪神大震災」と「コロナ」であったし、まぁ南海トラフが来たらまずさよならでしょう。
などと大袈裟に言うものの、欲しかった掃除機を買ったよ、というとても小さな話である、それでも結構悩んだのだった。正直掃除機等、適当で良いのだが。
マキタという優秀な企業があり、バッテリーが相互に利用出来るという大工さん御用達のメーカーなのだ。インパクトドライバーでも使える。日本の製品はつくづく素晴らしい。
私の車は将来乗りたかったBMWが10年目ナウだが、いつでも綺麗に乗りたいので蓄電式の掃除機が欲しかった。この度、配当もあったので一生使うつもりで購入した。いつも綺麗にしておいた方が安全だろうし高級感も保てる。
流石の吸引力である。家には英国のダイソンは既にあるけれど、半額程度のこれで十分だ。
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