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この年齢になると、褒められる事も無くなります。自己肯定感は大切ですが、謙虚さも必要。
きっかけ、大きなグループの素敵な最高ランクのホテルに泊まりたくて色々調べていた時期があります。そこは会員制で、およそ一般人には縁が無い価格が掲載してありました。メンバーは固定資産税も払うようで、世の中には誠に色々なフェーズの層があるのかと思ったものです。
お金があるから泊まる、という発想はチープで、泊まれるようにモチベーションを上げる、という発想に切り替えて考察してみました。
方法を様々調査し「株主優待」宿泊の有効利用を知りました。そこで、株を買ったのです。要するに、株主になれば相当安価で宿泊可能な優待券が何株で何泊貰えるという事です。楽しい趣味事です。その会社に出資するのですから堂々としていても良いのです。いわゆる株主様です。
これが個人投資のきっかけになります。そこそこ前です。ただ、儲けようと思わぬ事です。
そこから投資の猛勉強をしました。何冊の本を読破した事でしょう。証券会社や信託銀行の方への質問も繰り返しました。ネットでも多くの記載があります。
日本の金利が異常に低い事は周知の通りです。しかし銀行員の給与はどんどん上がっています。取り残されるのは関心がない人間だ、という事も痛感します。権威も今やチープです。
現在、日本の株価は相当上がっていますが、だからそれを売って儲けるという発想とは異なり、あくまでも「優待」をゲットする手段として投資をするのです。それだけに、それが投資か?と、思う事もあります。
実際にそのホテルに出かけたのですが、豪華絢爛では無く、抜群の空間センスと調度品、清楚で上品の極みでした。上質。館内、温泉なども静寂そのもの。風呂場で「か〜〜ペっっ」なんておっさんはおりません。自然と価格と品格とリンクするのかも知れません。経験上、外資ではフォーシーズンホテルズの雰囲気が似ています。リッツ・カールトンとは真逆。
さて、その勉強の末にこの国の未来にはある程度見切りをつけました。良くなる要素が少なく、優秀な人材は海外に流れています。プロ野球の大リーグがわかりやすいですね。アメリカは常に成長しています。それと連動しているから単に日本の株式も上がるわけです。買われてしまい、上がるのですから複雑です。円安も低金利も政治も人口減少も高齢社会もネガティブな要素です。30年後に4割が高齢者なんて、どこで間違えたのか。
逆にインドと「VIP」というのはご存知でしょうか。ベトナム、インドネシア、フィリピンを「VIP」と称し、若者が多い成長する新興国と位置付けている形です。特に次に来る国では「インフラ」は重要ですが、そこに投資を試みる事にしました。これを「褒められた」訳です。プロに褒められる、という事は、まずは順調なのかも知れません。因みにネット証券はお勧めしません。
詳細は記載出来るはずもありませんが、頑張って、とか、貯金して、というのも、もう死語になるでしょう。時代について行きましょう。「非課税枠」、「新興国」がキーです。
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