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コロナの終息が見えず、かつ欧州の感染者数の多さにビビる日々ですが、一方で共に生きて行かねばならず、しかし、うまくまわっているとも思います。不思議と教室は欠席者が極端に少なく、それだけ芸術には「力」があると感じ、続けて来て良かったと思いました。
また、人間には一生続けられる趣味も必要かと思います。エッセンス&モチベーションです。ほぼ皆さんが頭脳身体が明晰です。
久しぶりに舞台に立つ本番を控え、そのリハーサルが行われたりします。プロは見えぬところで練習をし読譜をしているのも知っておいてください。
一つは兵庫県西脇市でのバリバリ古楽。早々に売り切れたそうですが、バッハ、パーチャム、ミシェル・ド・ラ・バーの作品を演奏します。これは、響きが非常に良いとされているアピカホール用と考察したものです。作品と場所の関係は音楽全体に影響しますので。
もう一つは豊中アクアホールにて。これは、「千里音楽園」の先生方と生徒さん達の弦楽アンサンブルですが、(リコーダーアンサンブルの方がレアでしょうが)弦楽を愛好する方々がこれほどおられるのか、と思う20人ほどでアンサンブル。皆さん、頑張っておられます。
私はテレマンの組曲のソロイストですが、演奏に際するきっかけやお願いやアインザッツを担当します。当日は秘密のコーナーも用意されるとのこと。
未だに認知度に低すぎるソロ楽器としてのリコーダーの認知拡大戦略には良い機会かと思います。そういえば、先日大学で「先生は何が専門なのですか?」と聞かれたばかりです。そういえば、もう欠席者続出ですが、日本は大丈夫ですか?
まぁ、そもそもリコーダーなんぞが認知されようがされまいがどうでも良いのが本音ですが、素敵な芸術作品をより当時の演奏に寄り添うよう素敵な演奏にしてお届けする努力をすることが本分かと思います。
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