2020年3月29日日曜日

バリ 七



こんな時なので、もう随分前になったものの、バリ島日記を再開します。


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素晴らしい天気。少し早めに朝食。絶景の場所にテーブルをわざわざセッティングをしてくれる。このホテルのレストランは全て上質。わざわざ来る人がいるわけだ。
外国では珍しく水のサーブまであり、それを注ぐガラス容器内まで素敵な工夫までこらしてある。レモンやライムなどが入っていて壮快な味がする。
最近のバリの「氷」は同じ形であり、即ち専門店からの購入になっている。

朝陽が差す方向まで気を遣ってくれる女性スタッフ。
端は半時間程でまともに陽が当たる故だ。


ジャングルと空しか見えない絶景


10時にホテルシャトルで市場(中心地)に出掛ける。ここの送迎は随時で無料なのだ。
いつものウブド市場の店を散策。いつもながら値段は無茶苦茶。交渉で3分の1になったりする。もういいわ、またね~というと最終価格が出るので参考にして下さい。


いつも行くコーヒーのお店で。バリ産のアラビカ豆とジャコウネコの豆を購入(定価)するここは日本人の経営で以前にも多くの知識を授かったことがある。

で、奥におられたので挨拶し、また沢山の情報を聞いた。
とにかくバリコピはダメ。トウモロコシが配合され沈殿されていてろくな物ではない。
確かに美味しく無い。

良い豆は全て輸出される。ここでは畑ごと先物で買い、ご本人が焙煎してお店で売っている貴重な所なのだ。故に、次々に客がくるが、構わず半時間程はそのオーナーとおハナシをした。建国70年しかないインドネシアという国の歴史等、興味深い事ばかり。


昼が近付くにつけ、徐々に熱くなる中、よく行く「チンタ」というレストランで私はビール、コーラ、ビーフバーガー。やはり熱いので喉が渇くし、美味しい。全く酔わない。


レストランスタッフに頼み、ホテルへ電話をしてもらいお迎え。
我がホテルの車は特別に入って来れる区域なのだ。

部屋に戻ってプールにどぼん。最高である。最高。完璧なクールダウン。
ふやける程に快適。その最中にアフターヌーンティがプールサイドの居間に用意される。
プールの中でアイスコーヒーを飲んでやった。うふふなセレブ気分だ。





あとはシャワーしてまったりと過ごした。
雨期だし毎日凄まじいスコールが来るが、今のところ今日は雨が降っていない。


2020年3月28日土曜日

スイサイドへの対策を




記者の江川さんが首相会見にて的確な質問。

権力側が市民に何かを要請するなら、それを補う保証や具体的な対策は無いものなのか。


確かに、家を出るな、活動するな=キャンセル続出、収入減、経済停止。
何より人間のモチベーションをアンコントーラブルにします。

応答は通常通りの抽象的表現でいつもながらの天才の域。返事になっていない。
多分、予定調和が無かったのでしょう。
基本的なロジックが無く、浅知恵の発表と対策には辟易。



恐ろしい程の年金、種々の税金を納めるまくる日々。
超超高齢化社会かつ不要とわかった文化活動にも大きな影響が出ています。
仲間も心配。特に中堅、若手の希望が断たれる様にはその先輩として胸が痛みます。
ドイツは芸術系へ6兆円の援助を発表、に対して日本はポエム、、、。

発表する側は、まぁお金に困ってない方々ですわね。ここぞと目立って楽しそうです。
そもそもが平日休日は公務員ベースで、休日に稼働するお仕事は概念事態が理解不明。


凄く僅かなコロナ感染者死数が近々の現実的自死者数を上回らない事を祈るばかりです。





2020年3月27日金曜日

閉鎖告知





長らくお越し戴いていた大阪市中央区南船場のレッスン場は、事情により、この5月中旬をもって閉鎖致します。お越し戴いている方へは個々にお伝えします。


毎年6月に予定している合奏発表会についてもいよいよ開催が危うくなって参りました。
コロコロコロコロ変わる情報に振り回されますが、近日決定し個々お伝え致します。
延期はありません。





劣化




一応我々の仕事の基本は人間同士の「約束」なのですが、結構簡単にキャンセルされ続けるために四苦八苦。因果応報では無いでしょうが、パンデミックですものね。一蓮托生。
そろそろじわじわ来ましたので、仕方無く信託銀行でそこそこの定期預金の通帳にまずは通帳記入をしたらば、



金利が「3円」、、、、、さっ、さんえんって、、、、、



ぬ〜〜〜、ATMでの通帳への印字の方が金かかっとるんと違うか、と。
こんな国でしたっけ?。で、銀行員の給与ってどうなってるんだろう?まさか満額?。

平民としての平常心を保つために「仏教」の本を買って来ましたw
まずは庭に菩提樹を植えてその下に座ろうと思います。


おぜんざいお食べの時はおごま豆腐


パンデミック&国難なのにお肉券、お魚券、お寿司券というご冗談はお江戸らしい面白さと認めるものの、「お」は要らないとおお思います。お米と御飯は何か自然ですけど。



2020年3月26日木曜日

ひえ〜




今現在、現実をキッチリ見届ける事は社会的に必要な事でしょう。
五輪に備えて購入した優秀なテレビで情報を得る毎日です。

人々と接する仕事柄、責任もあり、非常に配慮するべきかと思います。
立ち場的にもマスク、手洗い、消毒、は絶対です。自家用車も活用。




しっかし、、絶対すると言ってた五輪はすんなり延期。
決まったら首都圏の話題だらけに。極めて政治的。段階がある事が妙。

因みに、関西は府県の知事の要請で先般の連休は皆さん緊張して自粛しておられました。幸い?桜も関東より遅く、あっという間に罹患数が抜かれるには訳がある訳です。

買いだめは辞めて下さいという映像を垂れ流して逆にあおり、また新しいカタカナの続出。ホストタウン、ホワイトヘルメット、アウトブレイク、オープンエアでもソーシャルディスタンスを、実効再生産数(感染症の流行が進行中の集団のある時刻における、1人の感染者が生み出した二次感染者数の平均値)、だとか。


密集するな=学校は四月に通常通り始業??????
教室で先生と学生間に罹患は無いのかと。先生の端くれとしてはよく理解出来ません。
滅裂です。少し「現場」を知りなさいと。



大講堂


さて、厳しい話題への疲労、理不尽な仕事キャンセルに耐え忍びつつ、ならば、深山幽谷は比叡山、延暦寺に詣でて来ました。花見や大勢の環境が大嫌いな私には良い環境です。



世の中の 山てふ山は 多かれど 山とは比叡の 御山とぞいふ





世界遺産。大きな敷地に50人弱!!の参拝者という異常事態でした。駐車場は数台。
空気感以上に、そもそも空気が全く事なり、なるほど1200年も前に建立された場所。
そんな昔によくこんな大きな建物を山の上に建てられたものだ、と驚きます。




比叡山全体が曹洞宗の総本山


教科書で習ったおよその宗派の偉いお坊さんが勉強した所だそうです。



谷に降りる「釈迦堂」への階段。このような構造は非常に珍しいそうです。誰も写りません。

で、そこそこ元気なうちに行っておかないと、とにかくアップダウンを歩きますよ〜と。
また、己の年齢が上がったからか、若い時と全く異なる気持ちで参拝出来ますよ〜と。

妙ですが、世界が元気になると逆にこのような風景も無くなります。二律背反。








2020年3月23日月曜日

新語オンパレード




大阪と兵庫の県境往来自粛という非現実的な対策は無くなりました。馬鹿っぽい取材も興味深い事でした。ほとほと無教養過ぎる要請なものの関西人はG20時等、結構協力をする人達が多いので、確かに緊張感を要請する文言としては受け入れた面もあるのでしょう。おとなしい関西人。

しかし、


小池知事がロックダウンを検討するのはオーバーシュートの可能性でテレワーク推進。
オリパラはバッハ森ラインでうんぬん。
F1中止なのにアリーナでK1。

要は

首都封鎖、爆発的患者急増、在宅勤務、老害権力決定権。過剰な平和ボケ。


なぜ、わざわざカッコ良さげな言葉で言うのかと。
この期に及んでは日本語で分かりやすくお願いしたいコヴィット情報。


外堀からじわじわ来ている我々音楽家等はどうなる事でしょう。
超優良企業の全日空ですらどうなるか分からないとの事。


2020年3月19日木曜日

驚愕



当方、一週間の台湾渡航が吹っ飛び、思わぬ休暇に入っております。なぜか車で行ける神社仏閣等に誘われるので先般は伊勢神宮、今回は高野山へ出向きました。ガラガラです。



で、珍しく完全に悪口になるので少し恐縮なのですけど、、、


高野山へ:奥の院は見た事の無い環境に圧倒されます。ガラガラ。


およそ関西圏で活動していると、今日急に提言された大阪と兵庫の県境の往来自粛要請などは、荒唐無稽、無知厚顔で、およそもの凄い勉強の出来たのであろう小役人達が、まぁ思考しそうな現実味が無さ過ぎる提言で嘲笑に値します。冗談にしては深く面白く無い。
喜怒哀楽の開放に抗うのかね、と。

高野山金剛峰寺への馬用の階段:なぜか地元のガイドの男性に話し掛けられ色々教えて下さいました。


面白いと思っている事を言う在京の田舎者達には本当に参ります。
そもそも県単位などは意味は無い訳で無教養さがとても興味深い。
それぞれの首長が、皆さん出来れば連休も家にいて下さい、と言えば良いでしょうに。

そもそも京都経由で相互に可能だし、大阪伊丹空港は完全にまたいでいるし、新大阪と新神戸はどうする?全て止めるかね?と。
仕事なら有要有急であり不要不急とは言えないでしょうし、あまりにあほらしすぎて鉄道会社は反応しないとの賢明な策で何よりです。

頭が良過ぎて偉いとされる人と、市民との大きな乖離には唖然とします。
もう少しだけ賢い思考をしてくれると混乱が減りますが、まぁ困ったちゃんですね。
もしかして緊張感を高めるために、わざと知恵を出したのかな?


時代を感じる最新4K8Kテレビ

我々個人音楽家はホールや教会等でのリサイタルの連続中止や企画も出来ず、その未来もままならぬ上に10人以上の自粛などをせよ、というお達しの中、★全く対極的に、相変わらずどえらい強気な完全開催予定の東京オリンピック札幌大会が楽しみで最新8Kテレビを購入しました。首相や元首相が絶対開催するのだっ、と聞いて信頼、安心した次第です。

個人的には2年づつ住んだ二カ国、カナダとイングランドの応援をしようかと思います。




2020年3月17日火曜日

IZA




ふと思ったんですが、
日本の健全な社会に於いて、先人がほぼ必ず言っていた文言。


「いざとなった時のために、貯金をしておきなさい」


そうか、、と。さすがだ、と。

人、物、金が回らず、社会の根本が崩れ、仕事が無くなりまくり、未知の経験である現在と待ち受ける少し先の未来が、
正に「いざという時」と教えてくれていたのだと思う次第。

頭が下がります。


ここまで来ると我々の未来の「年金」もどうなるやらです😢




感動2




大阪市の中央区の見た事の無い異常な風景の写真です。驚きました。




中央区長堀橋にある観光バス専用駐車場には全くバスが停車していない状態。
それはまるで映画のワンカット。
これは、仕方のないことなのかもしれませんが、妙な風景でした。
バス側の事を思うと胸が痛みます。


◆一方で近隣界隈の人々は活発に行動しており、まわりは日本人だらけで変わらず。
公園では多くの子供が楽しそうに遊んでいました。

行った合奏教室にもほぼ皆さんがお越しになり、少し感動した次第。何より借りている会場に、アルコール、空気洗浄機四台稼働、換気扇が用意されている事。そして何より、定員百人に対して10人程という贅沢な空間的安心感でしょうか。
結果論ですが、普段から「大勢」は不得手で、「適度」が良好に向いたかと思います。


幸い私設の会場も閉鎖されず、生活の中の楽しい出来事として「合奏」を楽しむ方々を
お迎えし、それにお応え出来た事はプロの役割として良かったのかと思います。




早く普段、通常、元気に戻る事を祈るばかりです。




2020年3月15日日曜日

少し感動




通常のお稽古日で大阪のスタジオへ出向きました。
こんな状況の中、欠席される方は無し。皆さん、お越しになりました。素晴らしい。




皆さんの様々なコロナ感を伺いつつ、とても冷静な生徒さんの判断に少し感動した次第です。

また、音楽芸術、かつリコーダーの持つ力は偉大かと思いました。
冷静な判断は確かに心を豊かにする筈ですし、そのお手伝いは努めてさせて戴きます。

木管楽器では飛沫、接触はありませんし、当方はまだ若く?通常業務中ですので、ご心配なくお越しになって下さい。消毒、加湿、換気は徹底しています。^^





2020年3月11日水曜日

途中ですが「伊勢神宮」



折からの世界的な混乱事情が及ぼす影響は当然、個人の予定にも変化をもたらします。
思考を変えれば、急に時間が出来たりします。これ、個人事業主の辛いところでもあります。
しかし、バイブスが悪い方にブチ下がるくらいなら、逆手にとるのだ!っと言う訳で、


「伊勢神宮」へ参拝に向いました。居住区から自家用車で二時間強の距離。


この中でなぜかある男性に話しかけられ、歴史的詳細を話されました。なぜ私なのでしょうね。


兵庫の小学生(12歳)修学旅行時(40年以上前)に来たものの、記憶ももうほぼ無くなっており、全く初めての感じ。実際に100%全く覚えておりませんでした。
方や、このような神宮をじっくり体感する年齢にもなってしまった気もします。


まずは、外宮:豊受大神宮(とようけだいじんぐう)から。
つぎに:内宮:皇大神宮(こうたいじんぐう)へ。

下側の青い光は謎。モーションフォトでは妙な動きをします。

一霊四魂(いちれいしこん)という神道の考え方が日本書紀にもあるそうで、それが俗に言う「オーヴ」として写ると考える事があるのだそうですよ。「科学」など何ら訳に立たない昨今や現状ではより信憑性が増します。地震、大雨、ウィルス、温暖化、除染水放出なども「占い」と対して変わらぬフェーズになって来ましたし。

こうなれば、先人の定めて歴史が頼りと考えます。神社の近くには古来伝来した仏教のお寺が出来、比較的安全(原子力は除く)場所にある、という話をある宮司がら伺ったことがあります。京都は安全なわけです。


バリの神秘写真 2枚


私の居住区住所は「愛宕山」(愛宕神社のある場所で実際ほこらがある)あたごやま。
隣は「高座町」たかくらちょう。←高御座:たかみくら::から来るのと違うかな〜と。
先の阪神大震災では(たまたまと言えばそうですが)全住民が無事でした。


上の伊勢神宮での写真の下から3分の1辺りの中央の青い光は1秒程のフォトモーションで撮影していますが、右下から妙な動きをして中央にやってきたものです。よくUFOと違うか!というテレビで観るような動きの映像。

まぁ、バリ島でもでしたけど、こういう現象も否定よりは肯定で受け止めると、実はわたしが凄いエネルギーを持っているのかも、なんてファンタジックで幸せな気持ちになります。

荘厳な場所



詳細は上記、日本書紀でも読んで頂くとして、非常に厳粛な、また、清い空気の場所、という感想です。また、このような現状でも、日本人と日本の若者が非常に多かった事は少し驚きました。また、二礼二拍手一礼の礼拝作法をほぼほぼ皆さんが徹底していた事も実は小さな驚きでもありました。単純に言えば、日本人の真面目な側面の一部でしょう。団体バスと外国人はほぼ皆無でした。



神秘的なやぐら


多分、もの凄〜い距離を歩きまわり、素晴らしい空気とエネルギーに圧倒された次第。
清々しくクタクタですが、ある程度の年齢までに来ておくべきかも、と思った次第。






2020年3月4日水曜日

変わりありません



お問い合わせの手間をおかけしないようにお知らせします。

Covid-19による使用施設の閉鎖等、特段の不便が無い限りは、
皆様のお稽古は通常通りの活動を行っています。

日本の人口は1億3千万人であり、現状500人の感染は即ち、
0.000385%という計算が出来ます。交通事故の比較になりません。
日本の集団心理の暴走に戸惑うばかりです。

木管楽器奏者という仕事柄、消毒、換気等は普段の事ですのでご安心下さい。
例えば、到着されての消毒液のご用意や換気も万全にしています。


ただ、個々の想いやご判断はおありかあと存じますのでご判断はお任せ致しますが、当方は問題ありません。
何より健康状態です。

お知らせまで










2020年3月3日火曜日

余談:インドネシアと日本の検疫の差異



先日、関空に帰国した際に驚いたのだが、
今まで南国からの帰国便では黄色の検疫表に記入をさせられていたのだが、それがなぜか(こういう時に限って)無かった事。

インドネシアはデング熱など、日常に蚊に噛まれても高熱になってしまう。コレラなども。

今回、こういう事態での帰国にも関わらず、その紙や質問すら無かったのだ。
「対策」としては疑問だった。先月の帰国の際は質問されたのに。



「新型コロナ」と言っているのは我が国だけかも


この写真はインドネシアに入国の際に、しっかりめの検疫表に記入し、検疫で厳しめの点検を受けた後に発行され所持したもの。入国の際、非常に緊張感のある検疫所を通過した。


日本。
何と言うか、釈然とせず、愕然とした次第。
ついにインドから入国拒否に。
これ以上、フェーズが上がらなければ良いと願うばかりです。