リコーダーエクスペリエンスのスペシャルを、53歳最後の日に無事終了しました。
実に満員のお客様に見守られつつ、少し無茶な協奏曲のフルマラソン?的なプログラムを
組んでしまい、少々自分の年齢を考察せよ、と痛感。
タンギングの連続に首筋の筋肉が痛みます。
ある意味、ヴィルティオーゾ的、しかし少しアホらしいフレーズにも翻弄されつつ、
1700年代に完成していったテレマンの作風の変化を感じて戴けたかと思っています。
ヒストリカルにインフォームドなパフォーマンスも素敵なメンバーの協力や勉強と相互理解に寄って成功したかと感じます。
即ち、作品芸術力が演奏アプローチを選ばないという事でしょうか。
アンコールのバッハ、ヘンデルでのミュート奏法ではそれをより実感して戴けたかと思います。
藤木さん、林さん、佐藤さん |
山田さん、秋山麻子さん、庄治さん |
モダン奏者でも若くて優秀な人は古楽を経験していたりしていてスムーズ。
いつの間にか私がいちばんのジジイになっておりました。
普段に接点など無くともやる時(特に本番は)凄いメンバーの方々。
技巧作品演奏には年をとり過ぎましたが、更に鍛えてもう数年は頑張ろうを思います。
ドイツの作品のそれはフランス作品にある独特な風味や味付けとは相当異なるため、何よりフィジカルな強化訓練が必要かと。
アンコール前にだけ少しおハナシをば |
何より協力を下さった強力な若手奏者の皆さん、お運び頂きました満員のお客様、側面支援下さった皆さん全ての方々に深く御礼申し上げます。
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