大阪では3日に亘り、リコーダーの祭典が行われていて、それは盛況であり、およその関係者が集っているのも素晴らしいことです。ここは日本か?と見まごう光景に関係主催者には脱帽。
これここそがマンパワー。
オランダの斎藤氏、横浜の平尾清治くんと |
昨夕には山岡重治先生によるタケヤマバスリコーダーの構造面からのプレゼンテーションが
行われました。音程は完璧!と言い切られる爽快感と的確な説明に唸りました。
一日前に同じ楽器について行ったわたしなどはプープー吹いて、その特徴と方向性を語ったまでで、どちらか言うと愛好家の皆さんに向けたお求めになりたくなる志向のプレゼンのみ、。
さすがにスキルが違いました。その代わり、欲しい人にはリアルではありますよね。
その先生のプレゼンを聞こうと会場に入るも、香港の友人奏者ヘンリーさんが「通訳してね」と隣にチョコンとすわるのです。昨日もそう。そしてモーレンハウエル社のニック氏まで。
要は山岡先生は日本語で語りますから、瞬時に二人に英語で伝えなければならないという。
勿論、大切な友人ですから致しましたが、例えば同時通訳というわけには行きませんので、
少しラグが生まれます。近隣の客にしたら「大先生」がおしゃべりになっているのにあんたは何を
喋ってるのよ!みたいな目がこちらに降り注ぐという・・・状況をわかってよ、おばちゃん!
しかも日常会話に支障はないものの、専門用語が飛び交い四苦八苦。
「半音を0.595とすると単純にそれを伸ばせば音程的に415ヘルツのバスが出来る理屈ですが、
足部感が442タイプと同じというわけには行かないはずだが、不思議とこれが大丈夫なんですが、
しかし、長さは良いとしても内径のテーパーには少々問題が生じ、それを解決に導くのが大変でしたが、そもそも物凄い低音や高音は通常使わないわけで、その点ではさほどの問題ではないと考えています。」
を通訳するという・・・・・・・・・
その晩は2時ころに直ぐに落ちましたが、朝4時の目覚めには参りました。あとは眠れません。
己の小さな小さな脳が疲労しているためですね。
♫