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先般、福岡県の先生方の夏期講習会(指導法)に呼んで頂き参上して来ました。その向こうには学校に多くの子供たちがいる訳で、非常に真剣にして遣り甲斐がある仕事でした。受講される現役の先生方も真剣そのもの。それだけ久しぶりに熱が入りました。
コロナになる前、文化庁の京都大会で私の講習会(指導法)を受講された先生が推薦して下さり、今回は中止続きの3年かけての実施になり、それは感無量でした。ご準備頂いたのは既に私を知らない先生方ですが、様々のご尽力には頭が下がりました。
ピアノ、台、譜面台、ホワイトボード、マイクの五点セット |
現在もリコーダーを取り巻く環境は想像を絶する酷いものです。ジャーマン式の弊害、安価な楽器選択、掃除の方法の非周知等等等等。
伝えたい事の半分もお伝え出来ないもどかしさはあれど、当初の予定は下回るコロナの状況の中、キャンセルが相次いだらしいのですが、結果は当日に決意して来られた先生方で1.5倍の受講体制になり、それだけこちらのモチベーションも上がるというものでした。
御礼ではないですが、最後は私と妻のミニ演奏会とQ&Aの時間に充てたのですが、とても興味深い、こちらが考察せねばならぬ質問にうなりました。そのような質問は今後に備える準備になります。現場ならではの質問というものですね。あと10年位したらまとめようと思います。
前述、大宰府に菅原道真に詣でたのはこの講習会が上手くいくように、でした。九州では合格祈願のトップ神社で6年住んでいた長崎から友人と祈願に行った事がありました。
経ちっぱなしで舞台の上から恐縮でした。 |
さて、詳細は書けませんが、少なくとも福岡県の受講された先生方の先には数千、数万人の児童がいるわけで、立ちっぱなしで張り切り過ぎて(熱中症アラートも相まって)帰りの新幹線で体調が悪くなる始末。新山口から広島間は地獄。胸の悪さと胃の具合が悪くなる一方。お薬で岡山辺りで治まりましたが、もう年齢による過労なのかと哀しくなった次第。
あのN700系の超高速と横揺れは満身創痍にはキツいですね。その変わり新大阪ではまさかの遅延により在来線の「快速」に乗れて、スンっと帰宅出来た次第。これは道真公のおかげですよね。
因みに「ひかり549号」は「バリ得」なる特別チケットがあり、グリーン車が超格安の知る人ぞ知る特別列車なのです。普通に「のぞみ」に乗るのに比べたらなぜなのか知りませんが。
福岡は凄く活気があり、あでやかで、凄く楽しい思い出となった次第です。
何より、とても遣り甲斐のある講習会でした。先生方、お疲れ様です。
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