2025年5月28日水曜日

女学院大学

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美しい建物、上品で優しい人々。緑あふれるキャンパス。このような学舎があるなんて。

神戸女学院に勤務を始めて2ヶ月。少しですが、良い意味で慣れて来ました。

学生の人たちも少しこちらをわかってきたようで話しやすくなりました。何よりです。要は「教え甲斐」です。


丸い棟の横の教室で授業をします


超絶悪夢、地獄、恐怖、意味不明な大阪音大35年勤務を経ての現状の変化は神様がおわすからだと思うに至りました。多分、おわします。それは八百万でも神の子イエスでもアッラーでも良いのです。口内炎、下痢、痔にならなくなったのは自律神経の崩壊が無くなったからです。

で、です。



西宮の居住宅の真正面のお家のお嬢ちゃんが、何となく大学生の年頃で授業の15分前にお家を出て行くのを目撃してことがあるので、先程、お母様にお会いしたので、聞いてみました。



何と!!

お嬢様は音楽学部の一年生ですとっ!!!音楽学部!!


こんなことあります?マンモス校ではありませんから余計に驚愕。お互い一年生。


この中に重厚な教員控室があります。


私、そこの教員なんです、と言うと、それは驚いておられました。

ご挨拶程度が10年ほど続きましたが、距離が縮まった感じがします。


女学院大学、恐るべしです!

もっとも、組織による教育格差も強烈に感じます。心地良いと熱心に教えますから。




2025年5月25日日曜日

耳を疑う

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私は血圧の降圧剤や睡眠剤を常用しており、それがためにクリニックには月に一回、必ず通います。ここでドクターから世の中の情報をいただいたり、血圧を測定したり、酸素量のチェックをしたりしてもらい、健康を維持するのです。

プロの演奏家は「咳」が出れば終わりですし、ましてや血管が破れれば演奏家として、ほぼ生きる意味が無くなります。


山の家のご近所さんから手作り餃子へのお誘い


さて、この貧困国の様相。

毎日毎日、聞いた事が無い事件や事象だらけで、そういえば久しぶりに帰国するという欧州の友人に「君の考えている国ではおよそ無くなっているので、驚かないように〜」と記載したら、返事が来ません。音楽家のギャラは、私の学生時の時の方が数倍良かったのです。


閑話休題。


中国人の奥様の絶品水餃子をば



クリニックの移転した場所の横に新しい薬局が出来たので、そこへ当然のように伺いました。


チェックシートに記入します、まぁこのルーティンは当然です。応対も丁寧。

そこに、「後発薬」希望か「先発薬」希望か、の問いがあります。



極めて個人的に後発品は全く効果はないと信じているため、全製品を先発品での処方を希望します。これは、個人の判断に委ねられることです。他人のふんどしは嫌。

驚いたのが、私の服用する六種類に加え、ロキソニンまでが「無い」ということ。


いやいや、では「後発品専門調剤薬局」ではありませんか?

医院と薬局新設での情報共有はしては個人情報の漏洩になるのでしょうか。不思議でなりません。薬剤師の生徒さんに聞いたらば、そこは情報を入れるそうです。逆に何の薬があるのか、と。

後発品ではいけませんか?と質問されましたが、、恐縮ですが、先発品効果の信者なので、月曜にまた伺います、と言って出てきました。


手作りしたシェードです


で、薬が足りません!!

眠れぬ気がする始末ですわ。何か我が国、、色々ダメになって来ていませんか?


2025年5月21日水曜日

天国から地獄へ

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真面目に生きていても理不尽な目に合います。これは運が悪いのかと感じます。


合奏教室の後に少しタイトな時間移動で大教大(役人が特別講義を認めないようになった改正のせい)に行き、授業をしました。それは仕事ですから良いのです。


で、大阪環状線の寺田町駅から京都の部屋に向かうのです。

さて、昨日の鉄道は何かも罰ゲームのような惨憺たる状況でした。


騒然としている駅の入場制限


京阪電車で人身事故二箇所とかで、まず京橋駅で入場制限。

ホームに入ったら溢れる乗客。頼むから生きてくれと。或いは無実の我々を苦しませない方法を見つけてくれと。


しかも、せっかくのプレミアムカー予約も無効。仕方なくとにかく2本目に乗れたものの、そもそも、淀屋橋(御堂筋線も止まったとの事)、北浜、天満橋の時点で95%の混雑状況。そこに無理くり入りますと、人生最悪値の押しくら饅頭状態。

これで枚方まで我慢でも、ノロノロ運転で微動だに出来ずに、実に40分強。


この日本人の人々に我慢強さには敬服しますが、もう少し奥につめてほしいとも。




結局、2倍の時間を要し、クタクタヘロヘロ、自律神経は崩壊し、ほうほうの体で自分の家に着きました。人間は疲労のピークを越すと横になり、天井をしばらく見ているもので、また、こうまでして働いて、税金を納め、バカな大臣(アホに交代しましたね)が跋扈している状況なのに、何も変わらないことに疑問を持つ次第です。


翌日100人弱に授業をするも、若者はよう寝てはります。今の若者には少し難しいのかもしれませんが、自分のために教えるのだと言い聞かせて乗り越えました。バロック音楽は一朝一夕では習得出来るものではありません。日本人の意欲が遠のくばかり。


帰宅時は翌週のコピーをし、指定席快速に乗車。快適なのですが、実に3回緊急停止をしました。何かがおかしい。運転士モニター異常、接触確認、緊急信号停止。実に16分遅れ。まぁ結果的に問題はありませんでした。


普通に真面目に生きる市民を苦しませ、嫌な目に合わせてやろうという何らかのシンドローム(社会的行動障害)がブームにあるように思います。安定職、いわく、公僕には謙虚さがなく、公共交通の方々の心が少し薄情です。人身事故は鉄道会社のせいでは無いですが、お京阪もプレミカムーは連結も丸々無解放締め出しです。「普通」はこの時代にわざわざ6両を4両にしたりするのですから。





2025年5月19日月曜日

三都物語

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例えば、月曜日に神戸女学院大学に行き、火曜は大阪教育大学天王寺校舎で、水曜は京都市立芸術大学で異なる授業、それぞれ進行の異なる4つの講義演習をしに出かけます。まぁそれが仕事です。

響きとしては、京都、大阪、神戸、と、何だか優雅な昔のCMで言う「三都物語」が完成しています。それがどうした、ですが、関西の主要都市には在籍出来ました。だからどうした?


確かに国公立(地方の学生も多数)の教員養成、および教職課程を含む若者が将来、私からリコーダー、および、指導法を習得するのですから、少なからず影響力はあるのかもしれません。少なくとも吹奏楽よろしく「絶対に動かないで演奏する」、ようには伝えています。

さて、他に神戸や大阪の教室があったり、名古屋、岡山の教育委員会でのセミナーが控えます。普段は関西だけで十分忙殺されていますから、地方に出向くことは経験が少ない方ですが、最近は少し仕事を楽にしたことで逆にお声がけをいただくようになりました。

9月の「大阪クラシック」秋山10周年も決まりました。10回目。大フィルメンバーさんと協奏曲が出来るのですから、大変結講です。



承認要求をしているのではありません。



みなさんには馴染みのない日々「教材研究」なるファクターが大変なのです。それこそ自作の書籍やらギースベルト教本でも渡して、やればよろしいのですが、きょうび、流行や受講生は年々変化します。適宜適切に寄り添うのが大学教員の側面であり、重要です。ここに権力は無関係。

例えば、「こきりこぶし」を知る物は皆無です。ならばと、ソプラノ教習では「スター・ウォーズ」をいたしました。毎年同じテキストは使用できません。つまらぬ事です。



さて、神戸女学院大学がやはり素敵なのでつらつらと。

諸先生からお声がけやメールまでいただきます。そんな大学はどこにもありませんでした。


全員出席、少人数制で10名ですので、色々と行き届きます。学生も慣れて来てくれて楽しく時間が過ぎます。徐々に反応をするようになるのですね。「ファミリア」のバッグを持っているのが「神戸」ですよね。

教員の控室にある紙パックのお茶(伊藤園)が無料でいただけたりします。どうやら冷蔵庫の中のものも良いそうですが、まだ開けられません。

校内のセブンイレブンで通常の品や、支払い、ATMがある上、女学院グッズも購入可能。もちろんセブンアプリにもポイントが加算されます

食堂にも行って来ました。スタッフが凄く明るい方々で、なんだか嬉しくなる空間です。もちろんお安く、美味しいランチでした。



去年までは今頃、大阪音大で心と身体が蝕まれていましたが、随分と楽になりました。そう言えば、お恥ずかしながら「痔」も治りました。しょっちゅう出血していましたが、ストレスだったのですね。かわいそうに。



午後は他の教材研究と色々な準備をしながらワイドショーを観ています。

で、この農水大臣はアホですか?、、、、、しかも「米」をもらって、って、、、。


2025年5月14日水曜日

名古屋へ

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名古屋は小牧市のシンフォニア楽器さんでのセミナーをさせていただきます。






15名だそうです。よろしければお早めに。




2025年5月12日月曜日

体調

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最近、そう言えば「口内炎」が出来ていません。幸いです。


それだけ、今まではおぞましい職場環境に関わって来ており、悪性のストレスもあったという事を身体が証明しているようです。ヘルペスの一種ではありますし、口内炎菌は誰もが持つものだそうですが、悍ましいと口内の傷を攻撃してくるのでしょう。

2年前は京都への通勤ストレスも重なり、本物のヘルペスを経験したものです。その医療費に愕然としました。おまけにインバウンドとかで京都のホテル価格が数倍値になりました。ビジホに2泊でもすればひと月の家賃が払えるために不動産屋に駆け込んだものです。決断から京都市内も2年になります。

日本国もかなりのアホで、インドネシアのバリ島よろしく、入国ビザで五千円でも取れば良いのに、財源が〜などと嘘の空虚な論争が続いています。今の訪日客からすればその額はお安いものです。全く国際感覚が田舎者と思います。


週末は山道を切り開いています。


ところで、京都の芸大では受講生が2クラス90名に及んできました。実は、これは新しい負担になっております。少し怖い感覚です。私は演奏家ですので、演奏ならば全く苦になりません。正直、反応のわからない授業で能動的に喋り続けることは異なる才能のはずですから怖いのです。

尤も、将来的に、何か楽しい授業を受けた、と覚えてもらうようにするためには、こちらは「普通」ではいけません。だからと言って何が出来るわけでもありません。



もうすぐ61歳になりますが、とにかくいつも言う「違和感の排除」が残された人生では一番重要です。ただでさえ疲労がひどくなってよく横たわるようになりました。目もですね。

とにかく、

嫌な事はしない、行かない、会わない、話さない。


上岡龍太郎さんが言っていました。「うん、はぁ、それで?」が労働の分配、と。確かにこれは承認要求の強い人には使えます。まぁ、一番良いのは喋らないことですけど。






非常につたないですが、コロナ以来「密教」の勉強もしていますが、結局は「今を生きる」ことが最も重要です。今までは「将来は」などと呑気な事を曰う人がおりましたが、毎日悲惨な事件が起き、世界では戦争が終わらず、コメは不足して高く、不自由主義で最早「社会主義国」になった現在、明日はわかりません。陥没事故などもそうですし、駅名だけのイメージで人を襲うなんて言語道断です。




義理の父は元気でしたが、ある朝、目覚めませんでした。

今を生きるとは「空海」の解く根本でもあります。







環境

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神戸女学院大学の音楽部での授業も既に4回目。必ず晴天なのが良い。

非常に明朗快活で澱みの無い学生さんも少し慣れて来てくれた様子で楽しくなってきた。演奏も明瞭で質問もしてくる。10人という履修生の数も理想的。

おまけに、最初にコピーの仕方をお教え下さった女性の先生にも教員控室で「学生はいかがですか?」とお声がけをいただく。実にありそうで、こういう事はほとんど無い出来事ということはあまり知られていない。関わりを持ちたくない、責任を取りたくない、モンクを言われたくない社会の側面でもある。しかし、それだけに、そこには「優しさ」と「余裕」を感じる。その先生の学生への愛や配慮もうかがえる。




大抵の人は自分のことで精一杯だし、承認要求の塊だし、それは仕方がないし、そこには慣れたし、別段異論は無いけれども、上記の環境は今まで無かったこと。しかも、家から至近距離なので通勤ストレスが無い。通勤や移動する時間は非常に勿体無いし、そんな時間は練習か教材研究に割くべきだと思う主義だ。



そんなことを言いながらも、来月、「名古屋」の楽器店さんのリコーダーセミナーに講師として呼んでいただいた。出張は珍しい事ですが、しっかりやってきます。そういえば、秋にも「岡山県」の教育委員会に呼ばれていますよ。